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成分比と発生物質による食べ物比較①
蛋白質メインの生活に切り替えてから、ただでさえ慎重にしていた食べ物の中で「何を摂るべきで何を摂るべきではないか」についてより考えるようになりました。
そして割といつもどおりきんにくTVを見ていて、自分用にアウトプットしようと考えました。
きんに君の食生活は多分普通の人とは異なっていて、まったく同じメニューを毎日続けるというもの。これは筋力増強もしくはキープのためであり、蛋白質がかなり優先されている。
したがいまして「結果的に、相対的にあまり摂取しなくなる種類が生じる、増える」というようなニュアンスかも知れません。
またきんに君の筋トレのテーマが「健康的に体脂肪をつけずに筋肉を得る」であり、自身でも飲食に依る消化器の負担が体内のその他活動を時には遮るほどエネルギーを使うと意識している。
この部分は僭越ながらぼくがそこそこの間抱いてきた消化器負担についての考え方と共通するものであり、ひいては自分の食生活に応用できるのではないかと思いました。
つまりただ単に筋量像を狙いたいから参考にという場合だけでなく、退室にもあった食べ物を知る必要がある場合にも利用できますね。
エナジー系飲料
他の回でも例示されたことが多いですがいわゆるリーマン向け魔剤には寝ないために体内のあれそれを犠牲にして起き続けるための成分が割と多量に入っている。
そして血糖値上昇を呼ぶぐらい精製糖がかなり含まれている。特に空腹時における上昇度合いは尋常ではない=血管への負担も常時の比ではない。以前血糖値上昇は活発な筋力活動前後では避けるべきという知識を得ました。
血糖値上昇によりインスリンが分泌され、体内に糖をエネルギーとして取り込む。すると血液中の糖がより失われた状態(インスリンショック)になり、身体が糖を求める悪循環が生まれてしまうようです。
この状態ではフルコンディションで筋トレのような負荷をかける運動が実現できないとされています。運動にお菓子はまったく向いていないことがわかりますね。
糖質やカフェインによる覚醒作用を元気が出た、健康になったと錯覚してしまう恐れもあるそうです。そしてぼくは知らなかったため驚かされましたが、ドラッグストアなんかではまともな(語弊があるかもしれないですが)健康系飲料と並べて置かれている場合もあるらしい。エナジー系は単なる清涼飲料水の中で上記成分を多量に割り振っただけの飲み物でしかない。
また一般的な1日のカフェイン摂取量上限は400mgまでとされており、きんに君の調査ではかようなエナジー系に含まれるカフェインは80~140mlであった。3缶も開けてしまえば簡単に上限へ達しますね。
きんに君としては決して依存しないようにと、ずっと寝ていないにも関わらずさらに寝ないで片付けなければならない案件があるような場合でも「使って」とは言いづらい様子です。寝て、ちゃんとした飲食をすれば治ると。
インスタント
普通サイズのカロリーは300~400kcalのあたりを推移する程度となっていて、蛋白質含有量は10g、脂質が15~20g、炭水化物は50gという調査結果がある。
蛋白質10gもそのまま筋力に換算できるわけでもなく、蛋白質を評価するためのアミノ酸スコア値が100のプロテインと比較して小麦粉は40-50しかなく、10g摂取したとて4-5gぐらいしか筋力向けには摂取できない。蛋白質5g前後のみの摂取のために脂質20g、炭水化物50gを同時に受け取らなければならない飲食はわりと割に合わないですね。
あくまでご自身の一意見でしかないと強調されますが、各メーカーの企業努力により味が良い物でありながら安く、大量に生産できる食べ物にはその味という品質を保つために科学的な調味料、添加物が添えられなければ実現できないように窺えるとしています。
また間食としての性能が高すぎるというインスタントの可能性にも触れています。
簡単に食べれて、しかも上記のように保証された味を実現するゆえに小腹が減ったら食べてしまうという使われ方が多いと考えられ、ビルダーとしてではなくやはり前段落のような消化吸収負担の緩和を見通して、プロテイン飲料や無オイルつな缶、納豆から消費していくという食生活が提案されました。また同時にビタミンとミネラル、食物繊維という重要な栄養を優先してもらいたいとしています。
個人的には納豆のように粘質ある製品も消化器が分解しづらいと聞かされて育っておりますので、温めた後により蛋白質と合わせられるように生卵と組み合わせてあげる調理が適していると思えます。
Donuts(ドーナッツ)
小麦粉を油で揚げ、砂糖をかけただけの食べ物である。得られるものは糖質と脂質のみと言っても過言ではない。
蛋白質をエネルギーに変えるためのビタミン、ミネラル、食物繊維という舞台設営が終わった後に糖質と脂質、カロリーの補給となるため決してメインではなくなってしまう。
また「揚げる」という高温調理のデメリットについても触れられます。食べ物を加熱すると発生するアクリルアミドは
ヒトがアクリルアミドを大量に食べたり、吸ったり、触れたりした場合に、神経障害を起こすことがこれまで確認されているほか、国際機関は、動物実験の結果から、ヒトにおそらく発がん性がある物質とアクリルアミドを分類しています。
もっと高い温度での調理でさらに発生してしまう。
どのような食品に含まれているのか
アクリルアミドは、炭水化物を多く含む原材料を高温(120℃以上)で加熱調理した食品に含まれる可能性があります。例えば、ポテトチップス、フライドポテトなど、じゃがいもを揚げたスナックや料理、ビスケット、クッキーのように穀類を原材料とする焼き菓子などに、高濃度に含まれていることが報告されています。
コーヒー豆、ほうじ茶葉、煎り麦のように、高温で焙煎した食品にもアクリルアミドが高濃度に含まれていることが報告されています。アクリルアミドはとても水に溶けやすいため、これらから抽出したコーヒー、ほうじ茶、麦茶などの飲料にもアクリルアミドが含まれていることが確認されています。
アクリルアミドが含まれている食品は、市販の加工食品だけではありません。アクリルアミドができる仕組みには食品の加熱が関係していることから、家庭で食品を調理する場合にもアクリルアミドが生成する条件がそろえば、アクリルアミドができてしまう可能性があります。例えば、野菜の素揚げや炒めもの、手作りの焼き菓子、トーストしたパンなどにもアクリルアミドが含まれていることが確認されています。
加熱していない生の食材にはアクリルアミドは含まれていません。また、加熱調理した食品でも茹でたり、蒸したりした食品にはアクリルアミドが含まれていないか、含まれていても極微量であることが報告されています。
食品ではありませんが、私たちが接する身近なものとしてはタバコの煙にもアクリルアミドが含まれています。
生食は基本的に消化しづらいのですが、きんに君が油での調理を極端に避け、生食に拘る理由が解った気がします。
次のカテゴリは「コロッケ」なのですがおそらく事情が察せるのではないでしょうか。
それではまた次回に……お付き合いくださりありがとうございました。
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