和樹飯尾のGT300喫茶
飯尾和樹のずん喫茶という番組をたまに無性に見たくなります。ヘッダ画像をお借りしています。
見たくなる理由は一向に不明だ。別に特筆して飯尾が好きというわけでもない。確かに人を傷つけて笑わせる芸は嫌いだから、それをしない飯尾に惹かれるんだろうと言われたら否定はしません。
GT300の意味
それでも(打ち合わせはするだろうけど)、訪れるさてんの雰囲気がいくらいいからと、ドア開けて店長がいらっしゃい言ってんのに「一度ドアをしめさせていただきます」と言って一旦店内の様子が凄まじいですよ、みたいなことをカメラに向き直してし始めるのだけ納得行かない。相手のことを、自分と違ってテレビという露出メディアに慣れていない取材対象のことを慮ってほしい。飯尾はそういった一般の気持ちがわからない人であってほしくないというぼくの価値観の勝手な押し付けです。
別にドアを開けたままその行為をすればいいじゃないか。そのほうが店長だって喜ぶだろう。どうせオンエアされるのに、店長だけはぶいて店内の第一感想を言う行為のどこに得があるのか教えてほしい。
せっかくテレビの取材が来て意気込んでいた店員たちはどう思うだろうか?番組に対する印象を落とさないか?客を迎えるために発されたいらっしゃいませの言葉はどこへ行くのだろうか?これでは、浅井企画のタレントが礼儀を知らないとか言われてしまわないかと杞憂してしまう。
だけ、と言ってしまったがもう一つあった。それは高齢の店長とかに対しても隔てなく歳を尋ねる行為だ。相手の齢が何の役にたつだろう?歳を知らないと珈琲はうまく飲めないのだろうか?さらにその建物の建立年がいつだとか、いくらの年月が経っているとか珈琲の味を加算するだろうか?その場にいれば店の雰囲気が得られるんだから、言葉や数字に何の意味があるだろう?
とはいえ、ぼくは別にこの番組が終わってほしいなどとは微塵も思わないため、役にたたないかもしれないがPDCAに使って頂けたら幸いだ。
Buddy Holly and the Crickets – It’s So Easy
この番組を見ると、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのGT400という歌が聴きたくなる。理由がわからなかったが最近理解しました。ぼくはこの番組を1.75倍とか1.5倍で見ることが多くて、OPが長いから飛ばしたり飛ばさなかったりする。
このOPに使われているIt's so easy to fall in loveのコード進行……じゃなく歌の構成が似てるんですね。で倍速で再生されて恐ろしい速さで演奏されるから非常にTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT味が出てしまう。
Buddy Holly and the Crickets のIt’s So EasyはA E D EとかでGT~はA F#mばかりなのでコード進行はそんな似てないかもだけど一貫して明るい歌です。THEE MICHELLE GUN ELEPHANTにしては珍しすぎると思う。
そしてGT~について、この歌はぼくはCD音源にまさるものはないと思っているんだけど、主にあべふとしのストラトキャスターの音が針金のようで美しいからです。ステージではいくらかソリッドな感じではなくなる。
だけど飯尾和樹のずん喫茶を観た後だと、ステージ・ヴァージョンが聴きたくなるから不思議だ。多分Buddy Holly and the Cricketsの It’s So Easyの速さに引っ張られていて、もとのGTのBPMじゃ足りない身体になっているんでしょう。
というわけで喫茶店にはTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのGT~が合いますねという話でした。
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