布団に紅茶がこぼれる時
茜色が燃える時
起きたら、というか目覚めたら、といいますか起こされたら、なにか水分のようなものを身体に感じたんですね。
このnoteではその後に起きた身体の不調を含めて、専門家では全く無いものの民間療法というか民間でこういう漢方の使い方でなおすつもりであるというひとつの指針として紹介し、残したいと思います。
我ながら説明がやかましくなりそうなため、あまり気が進む表現ではないのですが鉤括弧を多用して説明させていただこうかと思います。
寝ていたら紅茶をこぼした
上記副題の通りでこのnoteの説明、といいますか本題は終わってしまいます。
しかしながら一行で済む文を何百ページにも膨らませて話すのがnoteユーザの定めだと思っておりますので、以下から今回はその行為に精進させて頂きます。
「枕元の机においてあった紅茶が入ったタンブラ」が倒れていて、「タンブラ内の温度を下げないようにそのもの自体(タンブラ)をくるんでいた首巻き(未使用品)」と、その上に同じく保温で載せていた「NITORIの着る毛布を買った時に着る毛布を包んでいた同じ繊維の帽子ともなんともいえないやーつ」がこぼれた拍子に中身の紅茶をある程度吸収してくれていたようですが、ぼくの胸のあたりが水に染まっていた。
なんか冷たい?と思って起きたんですね。たまたまなんですが、夏用の速乾性T-Shirtを着ていたため助かりました。
寝たい
何に助かったかという説明がまた(聞いてくださっているかたにとって)面倒なのですが、こぼれた時点でぼくの寝はまだ必要指数に足りていなかったのです。
従いまして、この局地的状況下においてさらに睡眠を摂取する必要があった。
端的に「局地的状況下」の説明をさせていただくと、冷たさの残る布団で寝続けねばならないということ。何回説明するのかという話ですね。
また冬の折です。先程、森の中
を走っていましたところ走る前から外着で一歩家から出た瞬間に飽きました。その寒さにですね……
夜はそれほどの寒さとなる季節であるにも関わらず、ほぼほぼ布団の中央と言うか基本的に一番大切な箇所が恐らく下まで貫通するほど濡れてしまっていました。
あまり歓迎したくはない目覚めといえましょう。どうしようかと想いを巡らせますが、あまり巡らせすぎると思考が冴えてしまい、目が覚めてしまう。
次第に外では早朝から早番かなにかに行かれる市井の人々が駆け出す頃。薄い壁ではばたばたとお生き急ぎになられる彼らの靴音に注意を引かれてしまいます。そのためどうしようかと考えるのは当然横になりながら。恐らく紅茶がこぼれた瞬間と全く同じ姿勢で考えなければなりません。
しかしながら、ぼくにできることはそこらのミニタオルを取って患部に添えるだけでした。そんな措置を施したとて、次第に床に近い敷布団は紅茶まみれとなるでしょう。
頑張ってそれで寝ました。段々いやな温度になっていくことがわかります。仕方有りません。
漢方
背中に冷えを浴びた所為か、処理している最中から少しだけ気づきながら気づかないふりをしていたのですが、この季節には非常に危険なサイン「喉が痛い」が発生しました。昔からぼくは季節の移り変わりに必ず喉を壊し、声が出なくなるという生活に支障を来すレベルで悪化させてしまうことが多かった。
以前は頻繁に歌(歌、エレキギター、ベース、ドラムのグループで演奏するもの)をやっていたのもあり、よりその頻度が多くなってしまいがちだったのでしょうが声が出なくてはスタジオ入りも意味がなくなってしまうこともある。些か情けない姿を見せました。
水曜日からまたそこそこ気張らなくてはならないことも有り、ちょっとここで体調をやってしまうわけにもいかず……起きてから熱がなかったことを確かめ、甘草湯を食前に摂取しました。
甘草湯は喉に効きます。数年前より、その効果を身体で体感しています。買ってよかったといいますか常備しといて良かったものですね。
簡単に買えるものとしては薬局でのクラシエシリーズ。
また症状の判断は素人である自分であり、ばらつきがあってはいけないと夜には食前に銀翹散を摂取しました。
ぼくの素人体感では、体質に合うのかどちらも効くんですが銀翹散のほうが奥の手と言いますかさらに効く感じ。値段は銀翹散のほうが少し高かったでしょうか。
味は多分どちらも初回の体験では厳しいものがあると思います。
特に銀翹散はいわゆるミントからリラックスする成分を全部抜いて食らわされる感じ。ぼくはすっかり慣れてしまい、寧ろ美味しい、この意味不明な味がまさに喉に浸透してくれそうな味であると感じるようになってしまいました。甘草湯はその名の通りダダ甘な感じで、今となってはぼくは甘草湯の方が苦手なほどです。
さて、2000字ともなってしまい午後の風で敷布団が元通りになっていてくれることを願いましてnoteを終えたいと思います。お読みくださり有難うございました。