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ジョンレグイザモを出せ

ジョンウィのコンシークエンスをもっと早い段階で見れたんだが、ぼくはこの通りジョンウィのすっげー良いところは1のジョンレクイザモが出てくるあたりまでつまり素敵なジョナサンの生活の描写のままのヒューマンドラマだったら良かったのにというメッセージを一貫して伝えてる(下の方にカタログみたいなのがあると思うが、その中でめっっっっっっっっちゃ下の方にスクロールしてくれるといくつかジョンウィについて書いてるのが見つかるだろう。見る意味はない)んで、多分今回もしなくていい痛めつけをジョナサンにするだけの話なんでしょと思って見なかった。

実際冒頭の30分といいますか、残り2hになる段階まで見、ここまででしたかったことは日本の素晴らしさを伝えてくれようとすることなんだなという理解に至ったが、じゃああの真田広之であるSYOUGUNができるだけ多く殺してくれと言ってあきらと逃走する後にジョナサンが迷い込んでケインと戦う部屋における、国語便覧を開けば出てくるような絵がガラス張りに加工されてて、ガンガンそれらが日本人じゃなさそうな奴らにぶっ壊されていく様は日本の尊厳破壊じゃなくてなんなのよ?とぼくはいわゆる右翼でも左翼でもなく、右翼と左翼どちらに属せばそのように日本への愛をしゃべりだすロボットになるのかしらんで言っており、見たままを述べてるだけだ。

すーごい金かけて、真田広之であるSYOUGUNまで雇って凄まじいレベルで日本を描写してんのんに、いや壊すんかい!!という普通の感想だ。非国民めぶっ殺してやるとかそういうわけじゃない。これはファンタジーだから。といいますかこの部屋はなんなんだよと思ったんだが、マジでなんだろう。外に光らせる器具があることから、この「殺し屋専門宿泊施設」を表の顔として運営する上での広告媒体がある階だというのだけはわかるが、これらのステンドグラス群は割とマジで何も関係がない。

そして斯くもメリケン人とは「日本にこうあってほしい病」みたいのがあんのかなとおもったんだけど、SYOUGUNの守り屋が弓矢を使う人、相撲、忍者じゃないけどそれ系の格好でいてくれと思うんだろうか。

そして上記、殺し屋専門宿泊施設に生まれた子供つまりあきらとは、このように基本的に英語を話せるようにならなければならないのか。それともこれはSYOGUNNによる帝王学か。

とりわけころーなありがとうが終わり、インバウンドがえげつない状態がこの大阪にも押し寄せて来、ジョンウィを撮った時にそういう設定でごり押そうとでも思ったのか、大阪の宿泊施設なのにみんな一生英語喋ってる。

そして同時に殺し屋専門宿泊施設に生まれたのであればとんでもねえ戦闘技術を身に付けねばならないのか。まるでくのいちのように振る舞ってほしいというメリケンの憧れがあきらを生み出したのか。

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中村風景
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