ブッダは階級差別を否定したのか【ブッダという男/清水俊史】より 2 セイスケくん 2023年12月31日 13:12 ブッダは、四階級(司祭・武士・庶民・隷民)がヴェーダ聖典に基づいて定められたというバラモン教の定説を否定し、行為(生業)によって四階級それぞれの名称が生まれたと主張した。バラモン教では隷民階級にヴェーダ聖典を学習することを禁じたが、仏教ではすべての階級から出家者を受け入れ、隷民であっても悟りの可能性があると主張した。だが、これはあくまで聖の側での平等であって、一般社会での平等をブッダは成し遂げようとしたのではない。階級的な区別や貧富の差があることについて、それが自業自得の結果であるとブッダは考えており、因果応報の原則を乗り越えてまで差別や貧富の差を解消しようとした形跡は確認されない。ある意味で、ブッダは階級差別を容認していたのである。[ブッダという男] ブッダという男 ――初期仏典を読みとく (ちくま新書 1763) amzn.to 968円 (2023年12月31日 13:02時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する #ブッダという男 #清水俊史 #仏教 #仏陀 #ブッダ #仏典 #初期仏教 # 上座部仏教 #部派仏教 #仏法 #法華経 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #仏教 #今年のふり返り #ブッダ #今年のベスト本 #仏陀 #仏法 #法華経 #初期仏教 #仏典 #ブッダという男 #清水俊史 #部派仏教 2