君の名って…
長く生きていると、
新しい名前のものが流行りだしたり、
今までとは呼び名が変わるという
事象に遭遇する。
よくあるのはファッション関係。
今ではわかるレギンスという言葉は、
響きからはその実物を想像できなかった。
でもつい最近知ったスヌードは、
最初、何のことかわからなかった。
でも実物を見ると、
スヌードっぽいなあと思ってしまった。
いつも思うのは名称が変わったら、
ファッション業界で、
もっと宣伝活動して頂けないかということ。
「本日よりスボンのことは、
パンツと呼びますので、
皆様ご了承下さい!」
って感じで。
世代によって呼び名が違ったり、
既に商品名が新名称になってると、
戸惑いますね。
過去に私も困ったことがありました。
ドラッグストアに行ったときの話。
ずっと愛用していた染髪剤。
行きつけの店なので、
いつもの売り場へ直行。
でも、その商品は新デザインに。
配色がそのままだったので良かったのだが、
商品名の下に見慣れぬ分類名。
「コンディショナー?」
シャンプーはある。
でも、リンスはない。
「?」
その隣にはリンスインシャンプーはある。
でも、リンスはない。
軽いパニック状態。
右隣左隣、
上の段に棚の奥。
それらしきものはない。
そしてスマホで調べもせず、
リンスは洗ぐ。
コンディショナーは整える。
まあいっか、とお買い上げ。
あとからネットで、
リンスが、
コンディショナーになったことを知ったが、
花王さん、私にもひと声かけて頂ければ…。
他にも電車で通学することを、
地元では「汽車通」とみんな言っていた。
なのに高3のある日、
「あれは電車。
汽車は煙を吐くやつ。
だから本当は電車通が正解」
と言われたときの今更感。
友達とゲームの話題になり、
今まではビデオゲームと言っていたのに急に、
「あの作品はコンシューマーゲームには…」
と言われたときの置いてけぼり感。
どうにかならないですかね。
いっそ国の偉い人が、
朝夜7時のニュースで、
お知らせしてくださると有り難いのですが…。
襲名披露のように。
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