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男がこの世で一番 心落ちつける場所

 男がこの世で最も...

心落ち着くことのできる場所・・・

それは...

女の....

子宮の奥底ではなく・・

きっとおそらく...

"  トランクスの中   "

なのではないか....

って、

私は思っている。

いや、

確信している。


だって、、

私の父も...夫も..長男、次男も・・・

うちの男たちは 、

み〜んな....

眠っている時・・

横になってる時・・

そして..

ふとした瞬間...

自然と知らぬ間に....

トランクスの中に

両手を突っ込んでいるんですもの...

そりゃ・・

毎回ではないけれど..

でも、、

かなりの確率で

トランクスの中に

両手を突っ込みながら

横になったり

眠ったりしている姿を目撃するのだ。

それも...

なぜか面白いことに・・

男たちは誰もが皆、

両手をぜ〜んぶすっぽり!

...ではなくて、、

手の半分くらいまで・・

親指の付け根が

トランクスのゴムの部分に

引っかかる...

その...

ちょい手前くらいの....

...ところまでの部分を突っ込む

..という・・

非常に中途半端な

手の突っ込み方をしているのだ。

私は

彼らのその光景を

見かけるたびに・・

大学時代の記憶を呼び起こす。


思い起こすこと・・

およそ20年前。

当時、

私は花の女子大生だった。

楽しいキャンパスライフを

満喫していた。

その頃は

サークル仲間で

しょっちゅう

夜遊びを楽しんでいた。

貧乏学生の私たちが
飲んで騒ぐスポットと言えば・・

行きつけの超格安 居酒屋か...

あるいは・・

一人暮らしをしている

誰かしらのアパート...

..のいずれかだった。

あの頃は皆...

遊び盛りの飲み盛り・・

ホント自由気ままで....

"  翌朝、、仕事なんだよねぇ.... "

..などという不安要素もゼロ。。

授業なんて、、

気軽にサボれちゃうわけで・・

...であるからして、

翌日のことなんて

ま〜ったく

考える必要もなく...

もう...

限度というものを通り越して・・

浴びるほどに 

お酒を飲みまくり..

そして...

話題尽きることなく

 語らい合い....

..そんなお気楽な大学生活を

...当時は送っていたものだった。

サークルの男たちの中には

思いっきり

ベロンベロンに酔っ払ってしまい・・

一度 横になっちゃったら

そのまんま

爆睡しちゃう奴らも

毎回...必ず何人かいた。

そして..

その...

奴らのほとんどが・・

トランクスの中に

両手を突っ込みながら

爆睡しているのだっ!

私は、

その光景を眺めるのが

なんとなく好きだった。

母性本能ってヤツが

くすぐられてしまうのだろうか・・

トランクスの中に

両手を突っ込みながら

超絶 一生懸命に爆睡している...

そんな奴らが

なぜだか

愛おしくってたまらなかった。

毎回毎回..

終電間際に差し掛かるたびに

必死に揺り起こそうとするのだが・・

とにかく起きない

どんなことしても起きない

びくともしない・・・

みんな..誰一人として

なかなか起きてくれなくって、、

" もぉー....

キミたち・・・

そんなに無防備に寝てたら・・

ユウリが思いきりイタズラしちゃうぞっ! "

...って、、

無防備なオトコたちを目の前にすると・・

ついつい..

イケナイコト..

しでかしたくなっちゃう...

そう..

私は

その頃からすでに...

イケナイ乙女だったのだ。

あら...

やだ....

イケませんね...

私ったら..また話が...

ついつい・・

変な方向に

ズレてイッちゃいそうですので・・

話、、戻しますね・・


そうそう、、

そうなのだ....

必死に起こそうとしても

なかなか起きてくれない

爆睡オトコたちを・・

なんとか

乙女たちで結束して叩き起こして..

我らが酔っ払い集団・・

みんなで

フラッフラになりながらも...

終電目掛けて

駅まで駆けていったものだった。


" トランクスの中に
    両手を突っ込んで眠るオトコ "・・・

...と言えば、、

当時、

交際していた彼も

その代表格だった。

眠っている時は

ほぼ必ず...

...と言っていいほどに・・

トランクスの中に

両手を突っ込んでいた。

ちょっとウトウトと...

うたた寝が始まると・・

自然と..

トランクスとお腹との間に

両手を突っ込み始めるのだった。

私は、

彼から

腕枕をしてもらうのが

とても好きだったので....

" これでは....

私の入る隙が

どこにもないではないか・・ "

...と、

幾度となく・・

 彼のトランクスの中に向かって

激しく嫉妬したものだった。

そして私は・・

私の最大のライバルである

" 彼のトランクスの中 " から・・

彼の両手を

片っぽずつ

そぉ〜っと取り出して...

その片っぽの...

右腕のほうを・・

ヨイショ!

...ってして...

水平にピーンと伸ばして

それを枕にして...

もう片っぽの左腕のほうは

私の背中に添えさせて...

彼にピタッっとくっついて

一緒にうたた寝するのだった。

もちろん・・

彼本人は、、

超爆睡してるので・・

私の苦労には....

全く気づく余地もなく・・

おほほほほ.....。。


私は一度・・

彼に尋ねたことがある。



「ねぇ...

男の人って、、

なんで...

トランクスとお腹の間に

手を突っ込んで眠るの?」

....って。

そしたら、

彼、、

私にこう言ってきた。

「あの場所はな...

俺も

よぉわからんけど、、

なんか

妙に落ち着くスポットやねん。

そうやっ...

男のロマンやねん・・・」

..って、、

なんとも...

わけのわからん答えが返ってきたのだ。

そして...

 続けざまに

 こう言ってきた。

「ほな..

ユウリも 試しに

やってみぃや・・

めっちゃ 落ち着くねんでぇ 」

そう言われて...

私は

その真偽を確かめるべく・・

実際にトライしてみることに。。

彼が私にススメするくらいに...

それほどまでに....

トランクスの中って、、

心落ち着くものなのかなと...

ワクワクドキドキしながら

さっそくベッドに寝そべってみた。

そして...

目をつむりながら・・

自分の両手を...

パンティーとお腹との間に

ゆっくり...

そぉ〜っと突っ込んでみた。

だがしかし・・

残念なことに..

全くを持って落ち着かない。。

落ち着くどころか・・

逆に

パンティーに両手を突っ込んでると

妙にソワソワした気分になっちゃうのだ。

うん...

あの中は 

やはり・・

男たちに限っての..

癒しスポットなのだ。。

彼が言うように、、

男のロマンなのだと....

そう私は・・

深く理解した。

じゃあ、、

女にとっては

いったい....

どこが心落ち着く場所なのか・・

...と考え、、

寝そべっているついでに...

体のあちこちに

自分の両手を

添えていってみた。

だがしかし・・

残念ながら...

どこにも落ち着ける場所がないのだ。

そこで、、

今度は

彼を寝そべらせて・・

私は、

彼の腕の中に潜り込んでみた。

うんっ、、

やっぱり・・

女が心落ち着ける場所というのは、

男の人の腕の中に限る。

男の人の広〜い胸に

顔をうずめて・・

そのヒトの香りを嗅ぎながら

そのヒトの心臓の音を聴きながら・・

ゆっくりとふんわりと

眠りにつくことが・・

女の何よりの安らぎなのだと...

そう私は....

深く深く理解したのだった。


今...

私がこうして

文字を綴っている真後ろでは

子どもたちがスヤスヤと

寝息を立てて眠っている。

ふと振り返ってみると・・

おほほほほ・・

次男坊くんがちょうど...

トランクスとお腹との間に

その...可愛いお手手を突っ込みながら

爆睡中〜・・・

なんて可愛らしい寝顔なんでしょう....

彼の両手は

ほぼほぼ毎晩・・

トランクスの中にある。


うふふっ・・

彼も今...夢の中で・・

男のロマンに浸っている

真っ最中なのだ。


私は しばらく

彼の無邪気な寝顔を眺めながら・・

ふと..こんなことを思った...

 そう..

きっときっと・・

男のトランクスの中には...

夢も希望も勇気も愛も・・

男のロマンが

い〜っぱい詰まっているに違いない。

そして...

ひょっとしたら

それだけじゃなしに・・

あの場所は...

" 男が自信を取り戻す場所 "

..でもあるのかもしれない・・

世の男たちは

たとえ..自信を失った時でも・・

トランクスの中に

両手を突っ込んで眠ることで...

沈んでいた気持ちが

一旦リセットされて・・

眠りから覚めた時には...

今までよりも

さらにパワーアップした

より強い男に進化しているのかも・・

うん...

きっと..

そうに違いない・・と...。


男たちにとって

この世で一番心落ち着く場所は

トランクスの中であり..

トランクスの中は 男のロマンなのである。


*noteリレー*

〜sakuさんのnoteリレー企画〜

第48走者のえるじんさんからバトンを頂きました。
お題は『じしん』でした。

何やら...
バトンを受け取ってから
5日以内に、、
次の走者に回さないといけないとのことで・・

" 5日以内にバトンタッチは....

ちょっと... 

じしん....  ないなぁ〜・・ "

...と思いつつ・・

ちょっと....
リミットオーバーしてしまったものの...

なんとか無事に

次の走者にバトンタッチできそうです。

さてさて、気になるお次の走者は・・
家族愛に満ち溢れた素敵なnoteを書かれる
爽やかイケメンパパでおなじみの岩下尚義さんです。

可愛い奥様と三姉妹ちゃん💓
4人の華やかな乙女たちに囲まれながら・・
ベリースイートな生活を送られている岩下さんへの
お題は、『女ゴコロ』。

複雑な女ゴコロを一番理解しているのは
やっぱり彼以外にいない!?かも....笑

...というわけで、

岩下さ〜ん...よろしくお願いいたしま〜す!

岩下さんも・・

トランクスの中に...

両手を突っ込んで眠るのでしょうか..

いえいえ....

パパLOVEな💓
岩下家の4人の乙女たちが
そうは..させませんね、きっと・・

おほほほほほ.....😚


*一つ前のnote*



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〜アナタが心落ち着ける場所で在り続けます〜



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