映画『ダークナイト』観る。-3行ポジティブ日記
映画『ダークナイト』観る。
◆ストーリー
ゴッサムシティに突如として現れた謎の男、“ジョーカー”は銀行強盗、殺人、爆破テロと悪の限りを尽くします。ジョーカーに目的はなく、ただただ犯罪を楽しむ愉快犯でその奔放さでバットマン、警察を翻弄します。
◆ジョーカー
ジョーカーは犯罪組織に属していながら仲間を次々と殺したり、仲間同士で殺し合いをさせて楽しんだり、物語序盤ではバットマンのマスクを取る事を要求にテロ行為を繰り返しますが、ころころと行動原理を変えます。無秩序！理性がない！ルールがない！故に恐ろしい！
◆ジョーカーの不気味さ！
ナースのコスプレをして病院を爆破するシーンはあまりにも有名！今回初めて映画でそのシーンを観て壮観さに目を見張りました。ジョーカーは追い詰められても殴られてもゲラゲラ笑ったり、我が物顔で銀行強盗で集めた札束の山で座しているかと思えば、そこから滑り台のように滑り降りガソリンを撒いて金を燃やしたり、ジョーカーに恨みがある相手に自ら拳銃を持たせ、相手の手を握りながら銃口を自分の額に当てて挑発したり・・・。本当に何がしたいんだこいつは！
◆感想①
ジョーカーヤバッ！（小学生並みの感想）
◆感想②
バットマンは最後にジョーカーを追い詰めますが、ゴッサムシティに訪れたのは平和ではなく混乱でした。バットマンはゴッサムシティを混沌に陥れた全ての罪を被り警察に追われながら映画の幕が閉じます。ラストシーンはバットマンがバイクに飛び乗り、猛スピードで飛ばす様子を背後からのアングルで背中が小さくなった所で暗転してEDです。物哀しい。ヒーローなら規律・規範を示し、正義の力で悪を裁き、市民に平和をもたらし、誇らしげに胸を張る、また市民もそれを讃えるものですが、この作品のラストにそんなヒーローらしさはありません。ジョーカーは捕らえられますが、これは勝利なのか？敗北なのか？それすらも混沌としています。。。古のヒーロー作品では善が悪を懲らしめめでたしめでたしですが、使い古された勧善懲悪作品では観客も白けるでしょう。ヒーローの規律・規範が通用せず、市民も混沌状態、そして悪も無秩序・無目的。これからこの先ヒーロー作品はどうなっていくのだろう・・・？ってこれ2008年の作品か！
今回の映画感想は下記の書籍から得た切り口から感想を書きました。
父親殺し（父を乗り越えて子は大人になる）
https://note.com/fusigi_note/n/n0baec331ee8a
<3行ポジティブ日記>
・朝散歩気持ち良かった！
・ギター練習16日目達成！
・晩御飯に作ったチンジャオロースが美味かった！
・大好きなバンド『特撮』がニューアルバムを出し、本日がリリース記念ツアーファイナル！配信で視聴しました！アンコールラストソングは『テレパシー』。こんなご時世でも配信を通してでもアーティストとオーディエンスは以心伝心、テレパシーで通じているんだ・・・心が温かくなりました。
配信
収録曲
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