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情報の仕入先とゴールデンタイムの話。

最近のトレンドがよく分からない。

経済動向も、世界の情勢も、国内の政治経済も。もっと言えば、最近のお笑い芸人たちや、流行りの情報とかも。いや以前から別に流行に敏感なタイプではなかったが、この頃は輪をかけて情報収集が閉鎖的になっていると感じる。

社会人になりたてのフレッシュな頃は、日経新聞などを購読して、律儀に毎日読み込んで気になる記事の要約をノートにまとめるなどということもしていた。が、仕事が忙しくなり、また、そもそも新聞から得た知識を使う場面がほとんどなかったり、で、次第に読まなくなっていった。

そうこうしているうちに、家庭を持つようになって、そして子供が産まれた。
学生時代や二十代の頃は完全な夜型人間で睡眠時間も2時間〜3時間あれば十分だったが、今は、夜は21時前には床に就くようになってしまったし、睡眠時間も6時間くらい無いと身体がもたない。体力的な面でも、日中に動かす思考のパフォーマンスという面でも、睡眠は大事だと痛感するようになっている。

テレビも観なくなり、観たとしても、もっぱら、鬼滅とかドラえもんとかおしり探偵とかノージーとか、子供向けの番組ばかり。バラエティ番組も昔は好きだったが、時代についていけなくなっているのか、単純に観る余裕が無いのかで、これもほとんど観なくなった。観るのはたまに探偵ナイトスクープくらい。あ、でも朝のニュースは、かろうじて見る。観るではなく見る。ZIPとかめざましテレビ。あと、夕方も晩ごはん中と食器洗い中に見るニュース。

そして、家で仕事する機会が増えたことで、通勤時間が減った。代わりに、家と仕事場の境界線が曖昧になったと感じることが多い。
以前は、通勤時間は「自分の時間」として、何か気になるニュースだったり調べ物だったり読書だったり、録画した映画やテレビ番組を観たりする時間に充てていた。しかし今はそれも無い。あるのは、家族が起きる前の早朝、たとえば今のこのような時間で、風呂で半身浴をしながら本を読んだりすることくらいだ。
業務が終わればすぐに子供の迎えの時間になる。保育園や学童から子供を迎えに行って帰宅したら、あとは夕飯、食器洗い、宿題の見守り、風呂、と来て就寝まで、一気に駆け抜ける。

そのため、じゃあ情報を仕入れる時間は?と言うと、

・朝テレビで見るニュース
・朝お風呂で読む本
・夕方テレビで見るニュース

くらいになってしまっている。

ただ、これじゃあマズイという気持ちもそんなに無い。

社会人として最新の経済事情とか知らないのはマズイのかもしれないけど、子供が小さい時期は今だけだし、それならいっそ割り切って、家族と過ごすことにできる限り時間を割いていくのでいいかなと思っている。今は。

そして、こんなことを言っておいてなんだが、情報を仕入れるよりも、その情報をどう調理して頂くかのほうが大事だと個人的に思っている。
要するに、得た知識をどう使うか。どう自分の頭で考えて、実生活に役立てることができるか。インプットも大事だが、アウトプットのためのインプットをしたい。

だから、実は朝の、家族が誰も起きていない時間に一人で入るお風呂の時間は、私にとってのゴールデンタイムだ。
そこで読む本が、今の自分の頭にとっての何よりのご馳走だと考えている。

ちなみに今読んでいるのは、

・「人を動かす」ーD・カーネギー
・「THE DUO 英語×論理的思考力」ー鈴木陽一
・「日経コンピュータ」

の三つをメインで読んでいる。

D・カーネギーは人間関係の内容だけど、子育ての本だと個人的に思っている。非常に示唆に富んでいる。DUOと言えば単語帳のイメージが強いけれどこれは文法書。すごく分かりやすくて衝動買いしてしまった。日経コンピュータは隔週の雑誌だが、仕事柄、定期購読しているので、正直これはダラダラと流し読みをしている。

何か気づきがあればまたどこかでご紹介したい。

それでは、お風呂行ってきます。

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