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「失敗が怖いわたし」が仕事でやらかした話

仕事でやらかした。ものすごくざわざわした。やってすぐ、人に言われる前に「あ、やったわ…」と気づいた。失敗が怖いのは子供の時から変わらない。
誰もが間違えることならまだしも、簡単なことだったのにやらかした。しかも誰かに聞かないと対処法がわからない。最悪だ。よりによって聞きたい相手は休日だった。そして定時間際にやらかした。
なすすべがなかったので、定時で仕事を終えた。でも頭の中でやらかしたことをずっと考えていた。考えようとしなくても考えてしまう。考えたって仕方がないこともわかっているのに。結局寝る前まで考えていた。うつ病だった時のことを思い出す。うつ病の時は、これが毎日だった。すっかり慢性化していて、考えない日なんてなかったと思う。

あの頃と変わらず反応は起きるんだなー。でもあの頃と違うのは、「まあなんとかなるだろう」とうっすらだが希望ももてたことだろうか。

翌日、朝イチでやらかした報告と対処法を教えてもらった。結果、なんとかなったし、誰も私を責めなかった。よかった。

「ポンコツな私」を自分の中で受け入れられていないのを実感したが、「ポンコツな私でもいいんだ」という認知を意識的にもっていたことで、「自分はやっぱりダメなんだ」の思考の荒波に対して、沈むとこまではいかなかった。たぶん、船酔いして吐きかけたくらい。

自分一人でなんとかしないといけない、迷惑をかけてはいけない、失敗してはいけないと思っていると、なんだかいつも忙しなくて、緊張していて不安に駆られた存在になってしまう。

人を頼っていい。迷惑をかけてもいい。失敗してもいい。
何かあったときに助けてといえる、弱音が吐ける、互いに助け合える、そんな安心安全な居場所にいたいし、そうした存在でありたい。

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ふら
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