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『アカデミック・スキルズ』を読んで。

慶應通信に合格するためにはどうやら志望動機や書評を書かなければならないらしい。

書評なんて書き方はわからない。

大学では卒論は1ヶ月で焦りに焦り、書いたものだから粗だらけで参考にならない。

そんなときに慶應義塾大学出版会が出している『アカデミック・スキルズ 大学生のための知的技法入門』に出会った。

全8章からなっており、内容が

①大学での学び方
②ノートの書き方
③情報収集の仕方
④本の読み方
⑤情報整理の仕方
⑥研究成果の発表の仕方
⑦プレゼンの仕方
⑧論文の書き方

と、大学で学ぶための基礎中の基礎を端的にまとめている。

読んでいる時は本当に楽しかった。

「こんなことも知らないで大学卒業してしまったのか!」とか、

「こういう風にしてまとめればよかったのか!」とか、

ページをめくるたびに新事実が一つはあって、スラスラと読むことができた。

何より嬉しいのは章が変わったとしても「ここの考えはこの章を読み直しながら考えるといい」と復習がしやすかった。

また、必ず章の終わりに簡単なテストのようなものもあり、章が終わるたびに確認ができた。

論文の書き方に沿って文章が書かれているため、読みづらいかなと初めは思っていたが、どこを読んでも頭に入りやすい。

なにより本書を買った目的である書評の書き方が、本の読み方の部分で紹介されており、これは願書提出の時に大いに役立つと思う。

これからも慶應通信に合格するために勉強せねば。

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