キャンプ場もビーチもある!バーチャルオフィス「Gather」の活用術
こんにちは!ファンタラクティブPRのannaです。
今回は社内で活用されているバーチャルオフィス「Gather」についてご紹介していきたいと思います。
コロナ禍も落ち着いてきて出社型に切り替わる企業も増えてきたようですが、ファンタラクティブは変わらず全員がフルリモートワークをしています。(出社したい人は日本橋のオフィスをいつでも利用できます。)
リモートワークが増える中、バーチャルオフィスもさまざまな種類が登場しましたが、ファンタラクティブでは2021年春頃からこのGatherをずっと使っています。
なぜ私たちがGatherをずっと使い続けるのか、どのように活用しているのか、カスタマイズした独自のオフィスデザインとともにご紹介します。
Gatherは何ができるの?
Gatherはドット絵風のビジュアルとゲーム感覚の操作で、ユーザーがバーチャル空間で自由に移動し、コミュニケーションを取ることができるツールです。Zoomのようにカメラを使ったビデオ会議やチャットもできます。ファンタではあまり使いませんがホワイトボード機能もあります。(ファンタではFigJamを使うことが多いです。)また、カスタマイズ機能もありユーザーが自由に空間を作ることができます。
ファンタのメンバーにはドラクエやFFなどのゲーム好きも多く、それも定着した理由の一つかなと思います。
どんな時にGatherを使っている?
会社としてGatherの利用を強制してはいなく、それぞれ自由に出入りしています。主にカルチャー系の施策や会議、歓送迎会、雑談などではGatherを活用しています。
Google Meetも併用しており、Meetでは1on1などのクローズドな会議、全社会議などに利用されています。クライアントとの会議は基本的にクライアント指定のツールに合わせて行われています。
メンバーがGatherに"出社する"理由
全員が常時Gatherにいるわけではありません。上記のようにGatherで開催される会議がある時だけ来るメンバーもいれば、常時出社している人もいたり、ふらっと気が向いた時に来る人もいます。ファンタは「許容力」を大切にしているカルチャーなので、Gatherにいないからと言って何か言われたりすることもありません。
Gatherによく出社しているメンバーになぜGatherにいるのかを聞いてみたところ、次のような声がありました。
夕方になるとわらわらと集まりだすことがありますが、みんな疲れてきたりちょっと一息つきたい時などによくGatherに来ているのかもしれません。
オフィスの域を越える、ファンタラクティブ独自の空間
お待たせしました!それではファンタの個性溢れるバーチャルオフィスをご紹介してまいりましょう。
デザイナーのミサキさんがツアーガイドをしてくれます。
まずは基本エリアの全体マップです。この中からいくつかピックアップしてご紹介します。
ミサキ:「ここはデスクが並んでいて一番オフィスっぽいところですかね。話しかけないでという程ではないですが、まあまあ集中しているぞという時にいることが多いエリアです。」
ミサキ:「ここはプレゼンテーションエリアです。ワークショップなどの時はここに集まります。Gatherはエリアによって音声の共有範囲を設定できるんですが、ここは床の色ごとに音声が分断されるようになっています。例えばTeamAエリアにいる人は、TeamAエリア内にいる音声しか聴こえません。チームごとに議論をして、全体に発表する時にはプレゼンテーションエリアにみんな集合して話すようにしています。」
anna:「これはアイデアものですよね。Zoomのブレイクアウトルームより便利だった!」
anna:「おっ、人(オオカミいるけど)が集まってますね。雑談かな。」
ミサキ:「ここは実際のオフィスの給湯室や休憩室のイメージでよく雑談などで使われてますね。右側の緑の卓ではミニゲームもできるんですよ。」
anna:「お花見だ!」
ミサキ:「お花見の時期に歓迎会をした名残が残っていますね。まあ来年も使えるし。」
anna:「あれ、ガイドが増えてる。」
ミサキ:「ここはデザイナーチームの会議でよく集まる場所です。増えたガイドはこにたんこと小西さんですね。こにたんはGather内をよく改装してくれているメンバーの一人です。」
ミサキ:「そこにいるのは犬のボンちゃんとクオッカくんです。」
anna:「ボンちゃん…?」
こにたん:「ボンちゃんの近くに行ってxキーを押すとついてきますよ。クオッカは社内で使っている自社開発の情報共有ツールの名前で、それもxキーを押すとブラウザでそのツールにアクセスできます。」
anna:「お〜〜!お散歩できる〜〜〜、かわいい〜〜〜!」
ミサキ:「barもあります。ここはもうannaさんにバトンタッチします。」
anna:「そうですね。Gatherを使い始めた初期の頃に誰かがbarを作ってくれて。そこで私がみんなと話したいと思って、たまに夕方頃barに立って開店してました。それが『anna's bar』となって社内で広まって。もちろんリモートなのでお酒は出せないんですけど。基本的には雑談をするだけでみんな飲みはしないですが、夜開店してる時はそのままオンライン飲み会になったこともありますね。」
ミサキ:「キャンプエリアもあります。この奥でよくデザイナーの水口さんがもくもくと作業しています。」
ミサキ:「個人の作業エリアを持っているメンバーもいますね。ここはエンジニアの斑目くんの部屋です。」
anna:「へ〜、個性が出ますね。本好きの斑目くんっぽい。」
ミサキ:「ここは枯山水エリアで、各ベンチごとに音声の共有範囲が仕切られているので、少人数の雑談でよく使います。」
anna:「一つのベンチに4人までしか入れないんですね。」
anna:「(一人でうろうろしていたら海に迷い込む)ここは島…?!そして元のエリアに戻れない…!ミサキさん〜〜助けて〜〜〜…」
ミサキ:「いくつかワープ設定がされている箇所があるんですよね。ちなみに海エリアにはこんな謎スポットもあります。私もこれ何なのかよくわからない…。」
anna:「ドラ●エでこういうのありましたよね…?」
anna:「あれ、オフィスのエントランスに戻ったら違うエリアに出ました。なんだこのキラキラ空間は…?」
ミサキ:「最近の歓迎会や社内飲み会はここでよく開催しています。」
こにたん:「画面上部に行くと夜景も見えますよ。」
anna:「え、行ってみよう。…わ〜〜!夜景だ〜〜!きれい〜〜……(しばらく佇む)」
全ての場所はご紹介できていませんが、少し見ない間にたくさんのエリアが生まれていました。歓迎会など何かイベントがあると新しくパーティーエリアが増設されたり、自分の部屋が欲しくなったら作ったり…自由にカスタマイズできるのもGatherの魅力のようです。デザイナーやエンジニアなどものづくりが好きなメンバーたちが多いので、Gatherは相性が良いのでしょう。
Gatherに課金することを決めました
こんな素敵なツールであるGatherですが、2023年2月より無料で利用できる人数が25名から10名に変更されました。ファンタラクティブは現在24名の組織です。Gatherの利用をやめるのか…利用者が絞られるのか…と不安になるメンバーもいましたが、無事有料プランに切り替えることに。決断の理由を代表の井村さんに聞いてみました。
井村:「今まで1年以上無料で使っていて、今ではGatherはファンタラクティブにとって欠かせないツールになったので、有料でも使い続ける決断をしました。
会議はGoogleMeetを利用することも多いですが、もっとゆるく集まれる場所が欲しい。例えば雑談、もくもく会、オンライン飲み会、ワークショップなどです。
Gatherは気軽に出入りして話せる場所だという位置付けが社内でも定着してきていると思います。」
Gatherがあることでフルリモートでも社内のコミュニケーション活性化が進んでいることは間違いないでしょう。
これからもみんなで色々と試し、活用方法を探っていきたいと思います。
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