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手前味噌の話 1

今回は味噌造りの話。

50年以上も前の話,祖母が存命のころに一度,家で味噌を造っているのを見たことがあります。完成したものは,市販のものとくらべて味もぼんやりして,やっぱりうちで造ったものは美味しくないんだ・・・と思っていた記憶。とういうことで,当たり前のように味噌は買うものでした。

奥能登珠洲に,知る人ぞ知る一軒宿 「湯宿さか本」があります。

秋の湯宿さか本

 宿のご主人 坂本新一郎さん しんちゃんから「味噌を造らないのか」というお尋ねをいただいたことがきっかけ。買うものだと思っていた味噌が そこから 仕込むもの に変わりました。うちの味噌の仕込みを手伝いに来て造り方を身につけなさいとお誘いを受けて 2021年2月に 湯宿さか本の味噌仕込みに参加です。

美穂さんを中心に 作業が進む
親指と小指ではさんで潰れるくらいの柔らかさまで
昔ながらのミンサー これ うちにもあったが廃棄された
塩と麹を混ぜ合わせたもの
しんちゃんの指示でみんなが動く
恐ろしいことに この仕込んだ味噌が 1年後から湯宿さか本の味となる
考えたら かなり おそろしい

珠洲での味噌仕込みから帰り,手前味噌造りが始まりました。

パート2へ続く

酒菜やまさき
小松市材木町47番地
木~土曜日 午後5時~10時 営業
070-7784-3838

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