「英語俳句の創り方と具体例について」(高校英語レベル)
Ⅰ「英語俳句を創るための注意点について」
英語俳句を創る際の注意点を詳しく説明します。
動物や虫、植物を擬人化せず、一体感を感じる: 英語俳句では、自然界の要素や季節の中に自分の存在を感じることが重要です。代わりに、動物や虫、植物を生きている存在として捉え、その中での共感や調和を詠むことが求められます。例えば、季節の変化や自然現象と自分の感情や思考とを結びつけて表現することが一般的です。
俳句は身近なものを詠む詩形: 英語俳句は、身の回りにある美しい景色、面白い出来事、驚くべき瞬間を詠むことができます。俳句は一般の人々にも親しみやすく、共感を呼び起こすものであるため、日常生活からインスパイアを受けて詠むことが推奨されます。
小文字で始めて、終止符を打たない: 英語俳句は通常、各行を小文字で始め、終止符を使わずに詠まれます。このスタイルは俳句の独特のリズムや抑揚を保つのに役立ちます。ただし、固有名詞は大文字で書かれることに留意してください。
ダッシュ(―)やエリプシス(...)で意味の切れ目を表現: 英語俳句では、行の終わりにダッシュやエリプシスを使用して、意味の切れ目を表現することができます。これにより、詩のリズムや響きを強調し、読者に余韻や考える時間を与えます。
例)wrinkled faces in the hospice window ―
bursting buds
「ホスピスの窓に しわの寄った顔々― ほころぶ莟(つぼみ)」
5.形容詞、副詞、動詞を省く: 俳句では、名詞が主役であり、冗長な言葉や修飾語を極力省くことが重要です。形容詞や副詞を省略することで、言葉をシンプルに保ち、読者に余白を提供し、イメージに余韻を残すことができます。動詞も必要な場合にのみ使用し、できる限り省略しましょう。
これらのポイントに従って、英語俳句を創る際には、自然や季節、日常の美しさに焦点を当て、シンプルかつ意味深い言葉を用いて感情や思考を表現することが大切です。
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?