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「つれづれなるmy歳時記」(2023年5月執筆分~)

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2023年5月以降にnoteにおいて発表してきたエッセイや短編小説・クイズ・言語に関する練習問題などからピックアップして、当マガジンにまとめてみました。 当noteにおいて発表…
今後は随時noteに掲載したエッセイを、各ジャンルごとにマガジンにも追加していく予定ですので、当マ…
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記事一覧

舞台やホールの「下手」(しもて)「上手」(かみて)について

舞台やホールにおける「下手」(しもて)と「上手」(かみて)の位置関係 舞台の位置関係を理解す…

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「YouTubeでオーケストラコンサートを鑑賞することのメリットについて」

YouTubeでオーケストラ鑑賞をする際のメリット YouTubeを活用してオーケストラを鑑賞すること…

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「日本の自然や文化をヨーロッパに伝えたフィリップ・フランツ・フォン・シーボルト」

シーボルトコレクション1. シーボルトの来日と日本研究 19世紀前半、日本は江戸幕府の鎖国政…

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日本初の「イラスト付き天気予報」(「時事新報」)

1. 天気図記念日とは?「天気図記念日」は、日本で初めて天気図が作成・発表されたことを記念…

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「飼い主さんの指の動きにも関心を示す猫」

先日、某SNSを眺めていたら、以下のようなポストがタイムラインで流れてきました。 広げてい…

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「出身大学以外の大学院を受験する際に、あらかじめやっておくべきこと」

出身大学とは異なる大学院を受験する際、単に試験対策をするだけでは不十分です。大学院は「研…

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「遣唐使廃止の是非に関しての菅原道真の本心と、当時の遣唐使派遣をめぐる状況について」

1. 遣唐使の意義と9世紀の状況 遣唐使は7世紀から9世紀にかけて、日本が唐の高度な政治制度や文化、仏教・儒教・法制度などを学ぶために派遣した使節団です。最盛期には20年ごとに派遣され、大規模な船団が組織されました。 しかし、9世紀に入ると遣唐使の意義や必要性が揺らぎ始めます。 (1) 唐の衰退 唐は8世紀後半から徐々に弱体化し、9世紀にはその傾向が顕著になっていました。 安史の乱(755-763) 以降、地方節度使の権力が強まり、中央政府の統制が弱体化。 黄巣の乱

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「正しいというのはどういうことなのか?」「正しくないとはどういうことなのか?」を学…

大学で学ぶ「正しさ」とは何か? 「正しいことはどこでも学べるし、それを大学で学ぶ価値は疑…

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「さまざまなものを開発したり改良・発展させていったトーマス・エジソン」

トーマス・エジソンの発明とその影響をさらに詳しく解説 トーマス・エジソン(1847年2月11日 …

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人名や企業名だけでなく、コンテンツにも使用される「~さん」

広告代理店における「さん」付けの文化について 広告代理店のビジネス文化には、クライアント…

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「ソリスト同等の能力や技量が求められる驚くべきN響首席チェロ奏者オーディション」

NHK交響楽団(N響)チェロ首席オーディションの詳細解説 N響のチェロ首席奏者オーディション…

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「風邪をひいた際に摂取しておきたい食材」

風邪をひいたときに摂りたい食材1. 長ネギ(白い部分が特におすすめ) 成分・効能 アリシン…

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「お茶・紅茶が好まれる地域」と「コーヒーが好まれる地域」の国別分布

今回は、この世界地図が示す「お茶派の国」と「コーヒー派の国」の傾向について、歴史的背景・…

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「雪中四友」(せっちゅうしゆう)の花々と、文化的受容について

「雪中四友(せっちゅうしゆう)」とは? 「雪中四友」とは、冬の寒さの中で美しく咲く4種類の花、蝋梅(ロウバイ)、梅(ウメ)、水仙(スイセン)、山茶花(サザンカ)を指します。この言葉は中国の伝統文化に由来し、日本でも親しまれています。冬の厳しい寒さの中でも咲くことから、忍耐、清廉、高潔さ、友愛の象徴とされています。 「雪中四友」の4つの花の詳細① 蝋梅(ロウバイ / Chimonanthus praecox) 📌 特徴 落葉低木で、中国原産の植物。日本には江戸時代に渡来

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