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日常生活でよく使う「これだけは覚えておきたい『ことわざ』『言い伝え』『故事成語』」(第2回)


①「猿も木から落ちる」(さるもきからおちる)

 「猿も木から落ちる」は、あることに優れている人でも、その得意とすることで、時には失敗することがある、というたとえを表します。

 猿は木に登るのが得意ですが、時には、間違って木から落ちることがある、ということから生まれたことわざです。

 このことわざと似たものに、「河童の川流れ」や「弘法にも筆の誤り」などがあります。


②「目は口ほどにものを言う」(めはくちほどにものをいう)

 「目は口ほどにものを言う」とは、「目は口以上にその人の感情を表す」という意味のことわざです。

 口では肯定的なことを言っていたとしても、相手の仕草や目つきからなんとなく本心でないことが感じられることもあります。

 このように、目つきや眼差しが雄弁にその人の感情を物語っている様子を、「目は口ほどにものを言う」と言います。

 類義語の例
 ・「以心伝心」
 ・「目がものを言う」

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