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🇹🇭バンコクからカンチャナブリへショートトリップ!灼熱のタイで地獄な列車旅…(タイ/カンチャナブリ)
バンコクから日帰り〜1泊でいける場所に脚を伸ばしたいなぁと思い、タイ西部のカンチャナブリに向かうことにしました。
カンチャナブリへのメジャーな行き方は、
列車(秦緬鉄道)かバスの2つ。
列車でゆっくりと移動することに旅情を感じ、且つ景色も綺麗そうなので、何となく列車で行くことを選択。のちにあまりの暑さに後悔することになります泣笑
ほぼ移動メインの話ですが、よかったらお付き合いください。
🚃🚃🚃
トンブリー駅(バンコク)からカンチャナブリ行きの列車は1日に2便便、7:45と13:45発のみ。
今回、カンチャナブリ駅よりさらに奥にある、ナムトック駅という終点駅まで行く予定。
5時間近くかかるので、7:45発にする。
1日2便というのが観光に結構不便で…。
2便だと、気軽に途中駅で降りることもできないので、もう終点のナムトック駅まで行くしかない。
途中駅にも色々見所があるのに…
(この点でもバスでカンチャナブリ中心まで行って観光してから列車で終点ナムトック駅行ってもよかったかも)
7:45発に乗らなくてはいけない&チケットも当日購入しかできないっぽいので、トンブリ駅に近いホテルに宿泊。
なんとこのホテル、7:00すぎにトンブリー駅まで無料送迎もしてくれるみたい。非常に有難い。
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車でトンブリー駅まで送ってもらう道中、「カンチャナブリは暑いよ」と言われ、思わずバンコクより?と聞く。
カンチャナブリは自然豊かな山奥だし、バンコクより涼しいと勝手に思い込んでいたのでショック…
だってバンコクですら日中40度近くあって死にそうな思いをしてるのに、もっと暑いとは…
今回カンチャナブリで泊まる宿、エアコンないみたいなんだよね…
今更後悔しても仕方がないけど、もしかしたらこのカンチャナブリ旅は地獄になるかもしれない…
トンブリー駅に着いたので気を取り直してチケットを購入。100バーツ。
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発車まで時間もあるので、トンブリー駅の目の間にある市場で朝ごはんを手配。
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ぐるっと一周して、最初に見つけた駅側にあるお弁当を購入。
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列車旅のお供も手配して、駅のプラットフォームのベンチで待っていると、レトロな列車が到着!
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ようやく、ゆっくりと列車が進む。
車内は、人もまばらで田舎のローカル電車感があって何だかいい。
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只今、7:00台。
当たり前に冷房はないが
まだ気温も上がりきっておらず、全開の窓から入ってくる風も、生暖かいが心地よい。
始まったばかりの列車の旅に、このときはまだ楽しむ余裕があった。
ガパオやトムヤム味のポテチも食べて車窓からの景色を楽しむ。
時々食事や飲み物を手にした行商人が通る。
非常に心惹かれる提案だけど、今朝ホテルの人から車内販売は衛生的に良くないから辞めておいた方がいいと言われていた。現地タイ人の忠告には従つのが吉。
いつの間にか畑ばかりの田舎道になっていた。
お腹もいっぱいになり、ガタンガタンと心地よい揺れもあいまり、寝てしまった。
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暑い。あまりの暑さに目が覚めた。
カーテンもなく、容赦なく差し込む日差し
高熱帯地域特有のモワッとした空気
そしていつの間にか増えていた乗客
暑い…もはや熱い…
サウナ状態の車内で、もう列車旅を楽しむ余裕はなかった。既に買っていた水も緩い。
しんどい、暑い、熱中症になりそう、がぐるぐる頭回りながら到着を待つ。そんな思いとは裏腹にゆっくりゆっくり電車は進む。
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きっと乗車下より、引きの方が感慨深くなりそう
いくつかの絶景ポイントを経て、ようやく終点ナムトック駅に着く頃にはGoogleマップで冷房が効いてそうな飲食店orカフェを探す。
一刻も、早く、早急に、
冷房の冷えた部屋で冷たいコーラが飲みたい。
しかし、ナムトックは田舎街。カンチャナブリのさらに奥でミャンマーとの国境にも近い街。そんな街に冷房が完備された飲食店はあるのだろうか…
ぽちぽちシラミ潰しにGoogleマップ上の飲食店をクリックして探すが、ちっとも見つからない…
そうこうしているうちにナムトック駅に着いて、約5時間の列車の旅は終わりを迎えた。
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実際に旧日本軍が使用していた機関車が展示されている
ナムトック駅を出ると、すぐに客引きが押し寄せる。観光名所へはナムトック駅から乗り合いのシーローか車で向かえるみたいだ。
しかし、それよりも、まず空調ガンガンのところで水分補給がしたい。
この時の私はもう観光なんてできない、今すぐ涼しい場所で、冷たいドリンクを飲まないと死んでしまうという心境だった。
しかし、辺りを見渡すと半屋外のローカル飲食店ばかりで空調が効いていそうなカフェのような場所はやっぱりない。
これは、もう最終手段にして、最強の手を使うしかない。我らが救世主、セブンイレブン様を探すのだ……
Googleマップで調べると歩いて13分のところにヒットした。
日陰のない灼熱の中、時に犬に追いかけられ、死にそうになりながらセブンイレブンに向かう(ナムトックは田舎だからか滅茶苦茶野良犬が多いので注意…狂犬病コワイ)
何もない田舎町を大きいリュックサックを背負って歩く日本人…地元民らしき人から訝しげな視線を受ける。そうだよね…私もなんでこんな暑い中歩いているのか、分からない…
やっとセブンイレブンに着いた…
冷房がんがんで天国じゃ…
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近くにサイヨークノイ公園などもあるが、観光はおろか、もう外に出る元気はないのでホテルに向かうため、grabを起動。
…なんとgrabが捕まらない。ガーン。
泣く泣くまた13分かけてナムトック駅まで戻る。
先ほどまで下車した乗客らや客引きで賑わっていたナムトック駅はもう閑散としていた。
駅前にいたローカル兄ちゃんに、送迎を頼む。
と、その前に軽く何か食べたくなって、目の前のレストランでパッタイを頼む。
このタイ旅行で気がついたことは、パッタイは高級店よりローカル店のほうが美味いということ。
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甘〜いタイティーも良い
お腹を満たされたし、観光できる元気はないのでもうホテルに向かってしまおう。
今日泊まるホテルは、クウェー川沿いにある水上コテージ【フロートハウス・リバークウェー】
プータキアン桟橋からホテルまでの送迎ボートが出ているらしいので、とりあえず桟橋へ送ってもらう。
ちょっと長くなりすぎたので、今回はここまでにして、続きは次のnoteで!
次のnoteは【フロートハウス・リバークウェー】の滞在記になります。
クウェー川の水上に浮かぶヴィラで
とっても素敵で最高な時間を過ごすことができたので、次回もぜひお付き合いください!
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(この写真があれば言葉は不要でしょう…最高です!)