「怒りの感情」を認知する遊びにオススメツール
みなさま「怒り」の感情の処理はどうしてらっしゃいますか?
できれば穏やかな日々でいたいものですが、中には腹立たしいときもありますよね。
今回は、怒りの感情というものを一歩引いて考え、言語化するのにとても気に入ってるツールがありますのでご紹介します。
※このゲームは小学生くらいがメインで作られています。
大人でも、子供ころとかを思い出しながら。「ああ、コレ腹がたった」みたいな感じで使えます。w
みんなの怒りスイッチをさがせ! というゲーム
こちら一般社団法人日本アンガーマネジメント協会 (監修)している、このみんなの怒りスイッチをさがせ!です。
あなたの怒りが出る時ってどんなときですか?
冷静な時に、ふいに訊ねられても急には思いつかないとこってありますよね。このゲームでは、カードに怒りが出るようなシュチエーションのイラストと解説がついています。
友人関係、家族関係で「あるある!!!こういうこと!!腹立つよね〜〜!!」みたいのがまとめられていて、それを温度計(0〜10)でどのくらい怒りがでるかを認知して評価していきます。
グループでやると、「私はこのことがあったら怒りMAX!!」、「わかる〜〜〜」みたいな共感得られまくりの場合もあれば
「意外とそうでもない」と、そのシュチエーションの背景。例えば、この場面だったら「友人はこう考えてたことも想定できる」とか家族の腹が立つ発言は自分ことと思ってやったかもしれないから確認しないとと思うから腹が立たないとか認知の仕方がそれぞれ違いがでて、それを意見交換したりして怒りの感情について認識を高めることができるなぁととても使いやすいツールです。
ゲームとしては3種類
①怒りの温度当てゲーム(衝動コントロール)
カードに出てきたできごとが起こったら、相手がどのくらい怒りを感じるか当ててみよう!
②3重丸ゲーム(思考コントロール)
怒りのできごとを「ゆるせる」「まあゆるせる」「ゆるせない」の3つにわけてみよう
③こんなときどうする? ゲーム(行動コントロール)
怒りのできごとに関わるか、放っておくか選んで、話し合おう
ねらい
・自分や友達の怒りスイッチを知る
・同じできごとでも人によって怒りの温度が違うことに気づく
・自分にとって許せないことを考える
・自分と違う人が周りにいても大丈夫と思えるようになる
・上手な怒り方ができるようになる
引用:https://www.godo-shuppan.co.jp/book/b499394.html
このように、3つのコントロールについてグループでゲームすることができます。結構、便利ですよね。
「怒り」について認識を深める機会
怒りの感情って、表面に出したら。ダメみたいな感じもありますよね。
怒って自己嫌悪だし、子供が怒って喧嘩したら「ダメでしょ!!」みたいな場面てあるあるじゃないですか?
なんで、怒りについて蓋をしてしまって、その怒りに対して認識する機会っ意外となかったりすることも多いんですよね。
しかも静まってしまえば、「思い出したくもない」ってなることも多いですし、無かったことにしがちだったり、「怒った」という出来事のみでまとめがちです。
自分がどんなところで怒りを感じるのか?その判断基準はなにか?
相手はどんなことで怒ったのか?その時どんなところで怒ったのか?
ゲームを通して、自分自身や相手の価値観だったりを確認する機会にもなりますし、何より「怒り」について少し引いてとらえる機会ってグループでは意外となかったりするので、非常にツールとして面白いと思っています。
先日、アンガーマネジメントについて、クライエントさんに本とかおすすめしたりして思い出したので記事にしました。私自身も、子育てしてると家族で怒りと向き合う場面多いので振り返りたいと思います。笑
漫画がとっつきやすくてオススメです↓