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3年ぶりの「茶会」へ
ちょうど一週間前の記事で、下記のように書いていて。
先週から今週にかけて、6日間のうち3日は着物で出かけるという、「茶道密度」濃い目の日々。
着物で出かけた1回目が、表千家同門会東京支部「資格者講習会」。
2回目が、茶道お稽古(ちょうど資格者講習会で取り上げられていた、『盆香合』という炭点前の一種をさせていただく)。
そして3回目が、3年ぶりに参加した茶会。
主催は、表千家同門会東京支部、神奈川支部、千葉支部の三都県青年部合同茶会ということで。
場所はアクセス至便で、お料理が大変おいしい柿傳さんにて。
青年部から茶会の案内をいただいたときに、スタッフとしての参加者も募集、とあり。
6月の青年部総会で呈茶のお手伝いをさせていただいて、とても良い経験だったので、今回もスタッフに手を挙げたのだけれど。
今回は応募が多かったそうで、「お客様でいかがでしょうか」とご連絡をいただき。
今回は、客として参加させていただくことに。
コロナの前は、先生の先生である宗匠が隔年で担当される献茶式に数年続けて、参加させていただいていたけれど。
今回は、2019年以来、3年ぶりに参加させていただく茶会。う~ん、うれしい(*^^*)
指定された受付時間よりも15分ほど早く着いたので、まずは柿傳さん地下のギャラリーをのぞいてみる。鈴木一弘さんの更紗の作品が展示されていた。
受付開始時間の2分前くらいに受付に到着すると、すでに受付は開始されていた。
>お茶あるある:予定時間よりも早めに着きがち
席入り時間まで30分ほど、スライド上映などをみながら待ち。エレベーターに乗り込み、まずは東京青年部席へ案内いただく。
正客(しょうきゃく)は、もともと決まっていたらしく、50代くらい(?)の和服の男性が席へ、すっと入っていかれたのだけれど。
次に続いて入る方が、いない。
一席につき25名くらいの方が集まっているのだけれど、
正客に続いて入る方が、
ーーーいない。
>お茶あるある:正客(この場合は次客)をゆずりあってなかなか席に入らない
青年部の茶会に参加させていただくのも初めてで、どう空気を読めばよいのかもよく分からなかったけれど。
先生がよく、「大寄せの茶会で正客を遠慮しあうのではなくて、経験のある人がすっと引き受けたらよいのに。私はそうすることにしている」という趣旨のことをおっしゃるので。
運営の方をやたらとお待たせするのはどうなのか、正客は決まっているようだし、と次に続かせていただき。
少々どきどきしつつ、次客(じきゃく)の座につかせていただく。
お正客がとても慣れていらっしゃる方で、横でご亭主とのやりとりを拝聴し、楽しませていただく(^^)
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続いて、神奈川青年部席へ。
こちらは立礼席(テーブルに着き、椅子に座っていただく)とのこと。
席入りのお声がけがあったあと。
私は先ほど次客に入ったので、遠慮して後のほうでお待ちしていたのだけれど。
お正客はすっと席に入られるのだけれど、やはり、2人目が続かない。
1,2分待ってみても他の皆さんが歩みだす気配がないので、またしても2番目に、入る。
神奈川席のご亭主は神奈川青年部の部長さんだったのだけれど。
亭主とお正客のやりとりをお聞きしていたら、
お正客の男性は、東京青年部初代部長をされた方で、神奈川青年部に呼ばれて講演会をされたこともあるとか。能にとてもお詳しかったので、そちら関係の方・・・?
そしてご亭主の部長さんは、どうも漆のことやお道具のことにとてもお詳しい…茶器や香合も自作とうかがい、ただものではない(笑)と感じる。
鎌倉彫の家の方、と後で会期をみて、案内役の方にお聞きして、知る。
もうじき、柿傳さんで個展と茶会も催される由。
個展、ぜひ観に行きたい。
https://www.kakiden.com/gallery/archives/56246/
ーーーそれにしても。お道具の知識が深い方どうしのやりとりをお聞きする時間の、幸せなこと・・・✨いろいろなお道具の取り合わせをみることができて、お道具についての由緒や組み合わせへの「想い」をお聞きできることも、お茶会の楽しさだなあ、としみじみ感じることができた。
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三席目は、千葉青年部席へ。
こちらは、席を外している間にほぼ皆さん入られていたので、気をつかわずに入る。
上がり框のような席があり、舞台を囲むように椅子席が配されるという、変わった配置。
お点前を反対側(建水を置く側)からみられたので、それはそれでなかなかない角度で、楽しく。
千葉青年部席のご亭主は、マイクを使っていらした。「声が一日もつように」とのおもいで、そのように準備されたそう。
お聞きしながら、一客として参加するのもドキドキするのだから、席主としてご準備されてきた皆さんはさぞ心配りをされたのだろうな、ありがたいな、と感じる。
3年ぶりのお茶会。
行く前は諸々、どきどきもあったけれども。
初めてみるお道具の数々や、席主の皆さんのお心遣い、おもてなしに触れられて、忘れられない一日となった。感謝✨✨
6月の呈茶お手伝いのことはこちらに↓
#1日6000歩 11/23-11/29 計86,450歩 12,350歩/日✨
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![soufu(そうふ)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/44410679/profile_083d8045a06e5234df5cb47b246fc6ae.jpg?width=600&crop=1:1,smart)