桜photo
フィルムカメラを手にして、
一年と少し経った。
少しだけ完璧主義な私は
趣味=かなりの知識を得て、実力もあるもの
と捉えていた。
でも、フィルムカメラとの出会いは
この捉え方を変えた。
まだまだ勉強しなければならない。
その知識を活かす技術もつけなければならない。
この、「しなければならない」が私の好きを引き留める。
ただ、ファインダーを覗いている時は違った。
この景色、この花、この友達。
私が撮るのはふといいなと思った瞬間。
自分の心に素直になれる。
身近に周りにカメラの知識や技術が優れている人がいればその人と比べて私はこの趣味を手放してしまったかもしれない。
(もちろん、知識面・技術面で尊敬している人はたくさんいる。)
だけど、私はカメラを純粋に楽しめている。
趣味=自分が楽しめることでいいんだと
気づかせてくれた。
カメラに触れてからやりたいことにチャレンジする精神が止められなくなった。
好きなことを好きといえるようになった。
そんなフィルムカメラで1番最初に撮ったものが
"桜"だった。
この写真から1年。
桜を撮る季節。
少しは成長できたかな。
少しずつ楽しみながら、知識を身につけていこう。