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パニック障害も鬱病も筋トレだ

アイキャッチは1年ちょっと前の私。
ちょっと無理すれば、こんな事も出来てました。

最近のトレンド?というのでしょうか、精神疾患には運動。中でも筋トレを推奨する医師や本が増えた。

私がパニック障害を発症した頃は、「休息すること」と「投薬をしっかりする事」くらいしかネットには書かれてなかった。

その当時から、私は有酸素運動や筋トレが絶対に良いハズだと、ジムに行ったりしてトレーニングはしていた。

分かっちゃいるけど出来ない

正直、運動が良いのなんて分かってても、動けないのが本音。

30mでも軽くジョギングしようもんなら、ドキドキが炸裂して予期不安に発展して、ダンベルでも上げるもんなら、息切れ起こして予期不安が、、、(以下繰り返し)。

どうですか?皆さんも共感できませんか?
パニック障害や鬱病、統合失調症や不安神経症、様々な精神疾患に運動が良い事は、かなりの研究で良い結果を出しています。

悪いはずはありません。
だから、やるぞ!って取り掛かっても息切れや、翌日の筋疲労とかで不調ゾーンに入ったり。

たまにブログなんかで、「筋トレしたらパニック障害が治った」というような方を見かけます。

人にもよるんだろうね、誰だって筋トレしたいよ。今ジムなんか行けるわけないし、そもそもコロナじゃなくてもジムなんかで発作起きたらアウトなのに、本当にジムで筋トレしてパニック障害が治ったとか言ってる人は、どんな病状だったのか疑ってしまう。

本当に深刻な人は、怖くて運動なんて出来ないし。
出来ても、反動で発作や不調になる人居るでしょ?居るよね?

ね!ね!

だから安全に筋トレするんだ!

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先祖代々の仏壇のあった仏間を、祖母の無理言って開放してもらい、合板を置いて洋室化して、フロアマットを置いて自宅ジムにする。

ここ以上に安全なジムは無い。
発作が起きても、家族のホットラインで駆けつけてくれる。

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2日程、実質5時間くらい?でパートナーと一緒に仕上げた。

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まだ細かいとこや、懸垂バーの設置等は終わってないけど、そのうちに、、、。

こんな事出来るならお前鬱病じゃねーよ!

って思いません?
僕が自分自身を客観視したら、「あーコイツ大したこと無い病状だな、軽症だよ」って思うと思います。

でもですね、今朝3ヶ月ぶりに美容室に行ったのです。
当然怖くて一人では行けないし、更にコロナの影響でよっぽどの安心出来るとこでないと精神的にも無理。

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はいはい、発作起きましたよ。
息苦しさでて、マスク取って「〇〇ちゃん(お店の人)、、、ごめん苦しい、、、」つって止めてしまった。

パートナーは隣で、毛染め中。
慌てて、「大丈夫ッ?(超動揺)」と声を掛けてくれます。
というかお店についてから、動悸がキツくて正直フラフラしてた。会話も少なめ。

シャンプーして首が苦しい、、、カットに入って逃げられない恐怖。
コロナのせいで、マスクが外せない、、、絶体絶命の中、呼吸をリラックスさせて、、、意識が遠のく、、、ヤバいやつやん。

カットが始まって5分くらいで、ノックダウン。
耐えきれませんでした。

しばらく呼吸と整え、マスクを取って続行。
分かる方も居ると思いますが、一度激しい難を乗り越えると、その下レベルの試練は乗り越えれるパターンのやつ。

マスクを外すだけで、その後は乗り越えれました。
写真のハニカミは苦笑いです。情けない男の様です。

私は決して良い状態ではない

写真や文章を見ると、すごく健康そうで悠々自適な部分も見え隠れするような感じですが、決して良いもんじゃありません。

1日のうち楽な時間は朝の1時間とお昼間の1時間程度で、あとは不定愁訴との戦い。めまいなんて当たり前、動悸なんて四六時中。
背中の筋肉は常にこわばって、胸は圧迫気味で呼吸が浅い。
意識してゆっくり呼吸してないと、過換気気味になって花粉症で鼻詰まり気味。

いや、地獄の全てはこの世にありって話で、死んで地獄と極楽があるとか言いますが、結局この世で味わう地獄のほうがあの世なんかより辛いですよ。
断言します。

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持病があろうと、人生を楽しむ権利は誰にでもある。

パニック発作や、襲ってくる抑うつ感なんかに負けない。
やってきても、通り過ぎるのを待つ。乗り越える。

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完成まじかなのに、動悸が襲ってきて呼吸法をしています。
体調が良いから、大工仕事や農作業や洗車をしてるのではありません。
絶不調の中でも、出来る事を増やしてるのです。

パニック障害だから障害者なんだ

私は最近、頚椎損傷の方の車椅子生活Youtubeをよく拝見しています。
お辛い経験の中、前向きに自活されています。

私なんて、たまに、、、頻繁だけど発作が起きなければ、五体満足で手足は普通に動く。愛する人とセックスだって出来る。

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植物に水を与えることも出来る。
まだ出来る事がたくさんあるんだ。

障害を比べてはいけないけれど、頚椎損傷の方の動画を見ると、自分がいかにまだ出来るか、恵まれた環境なのか甘ったれてるのか、、、自責の念を感じます。

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自分の足で歩いて、ダイソーにも行ける。

無差別に突発的に襲ってくるパニック発作もあれば、朝起きれば闇に包まれて憂鬱な精神でいっぱいになる日もある。

頭が混乱しそうな時もあったり、頭重感やめまい。
治りそうにもない目の違和感。

ありとあらゆる不調はあるかも知れない。
けど、出来る事はもっとあるだろう。

筋トレすると、不調が来る。発作が起きる。
自宅にジムを作れば、自分が今出来る最善の状態で筋トレが出来るんだ。

これでダメなら諦めよう。

やらずに諦めたら、それは病気では無く世にいう”単なる甘え”。

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この頃のように、ガッツリ筋トレ出来る日が、またやってくる。
まだ身体が動くんだ。

出来る事は徹底的にやる。
それでダメなら諦める。

今までたくさんの治療法をやってきた。
誰にも負けるつもりは無い。
でもやってない事がある、それは納得のいく筋トレだ。

分かってる、こんな完璧主義だから治らない。
こんな性格だから、重症化する。

そんな固定概念は、壊すために存在する。
僕が、それを皆に証明したい。

完璧主義で頑張り屋さん。人に優しく自分に厳しい、几帳面で曲がったことが嫌いなアナタ!

証明してみせますよ、”細かい人間だから精神疾患になる”なんて定説をぶっ壊します。

まずは筋トレなんだ。自分の弱さから壊さないとな。

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