書けなくなっちゃったなと感じているあなたへ【#眠れない夜に】
書けなくなっちゃったって、何を隠そう私のことである。
書くのがイヤになったワケではない。
でも、仕事忙しいな。とか、
疲れちゃったな、って、なんとなく億劫になってしまっていた。
私ひとり、noteから離れても全然問題ないと思う。
かつて毎日のように投稿していた、あの方もこの方も、いつの間にかお見かけしない、なんてこともあるし。
でもnoteで繋がったご縁を大事にしていきたい。
やっぱりさみしい。
これまでいろんな方の投稿で刺激を受けたり、ステキな本に出会うことがたくさんあった。
自分からは絡みにいけないのに、私の投稿を読んでスキを下さったり、コメントを頂戴して、励まされることが多々あった。
思い起こせば、note をはじめたのはちょうどコロナ禍が始まった頃だった。
自宅待機で仕事にも行けない。
外食も憚られる。
そんな鬱屈した日々の中、たどり着いたのが書くことだった。
人と繋がることを、よしとされない時期に、note を通して娯楽を得られた。
出会った方たちや投稿に救われてきた。
そっか。
今、書くことが億劫に感じているのは、note 以外の娯楽の日々が戻ってきたからなんだな。
去年から観劇を再開したし、今年は久々にカラオケにも行った。
10年ぶりに高校時代からの友人と再会して、おしゃべりに花を咲かせた。
4年前には、認められなかったことである。
4年前は、些細なことが自分の中で大事件で。
リアルに人と繋がることを許されることになった今、noteに書かなくても自分の心が慰められるんだなと気がついた。
とはいえ、何か書きたい欲はある。
そんな悶々とした時間を過ごしていた時に出会ったのが、庄子錬さんの投稿。
はじめましてのnoter さん。
すごく読みやすくて、心の中にストンと入ってくる。
心地よくて、あっという間に何本も読んでしまった。
書けない気持ちに寄り添ってくれて、こんな方法があるよって提示してくれる文体に、なんだか書きたい気持ちがむくむくわいてくる。
そうして。
あらあら不思議、1本書けちゃった。
とりとめのない真夜中のひとりごとである。