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「心配ないよ、大丈夫」親子で取り組む“おたすけモンスター”ワーク

不安だなあ

だいじょうぶかなあ

心配だなあ

そんな気持ちになることって
大人も子どもも
誰にでも
よくあること。

そんな時に
どうしたらいいか

どんな気持ちにも
優しく寄り添えるように

いろんなアイデアをくれる
おすすめワークブック。

『心配ないよ、だいじょうぶ: 子どもが不安を克服するためのガイド (〈おたすけモンスター〉シリーズ①)』ボビー・オニール


7-11歳向けのおたすけモンスターシリーズ。


今のところ
9冊シリーズで出ています。


・「ちがう」って、すてきなこと
刊行日:2021/12/08

・きっと、友だちはできる
刊行日:2023/07/25

・きみは、きみのままでいい
刊行日:2019/01/10

・きみは、つよいんだよ
刊行日:2021/09/15

・きみは何でもできる
刊行日:2023/06/23

・きみも、前向きになれる
刊行日:2023/05/25

・さあ、勇気をだしてごらん
刊行日:2023/03/23

・心配ないよ、だいじょうぶ
刊行日:2018/09/18

・たんけん、きみの気持ち
刊行日:2023/04/25


CBT(認知行動療法)に基づいて
作られていて、

かわいいモンスターと一緒に
問いかけに答えていく
ワークブックです。

大人でも
問いかけに対して
あらためてよく
自分を見つめてみると

なるほどー!
と自分自身の発見にもなったりします。

子ども用に作られているので
子どもが1人で取り組みたければ
それもいいかもしれませんが、
(低学年だと1人だと難しいかも)

親子でお話する時間をとって
取り組むのも
おすすめです。

気持ちってなかなか言語化できないし
それは子どもなら尚更です。

ワークをしながら
親子で一緒に考えながら

お互いの
「そんな風に感じてたのかぁ」を

知ることができるかもしれません。

私もよく子どもたちと
このワークブックを使いますが、

なかなか普段の様子からは
知ることができない
心の奥にある声を
聞くことができたりします。

本には、
一緒に取り組む大人に向けての
メッセージも書かれているので、

「気持ちに寄り添うって
どういうことだろう」

ということが、
この本の通りに進めるだけで
少しわかるかもしれません。

自分にも子どもにも
優しくなれる本だと思います。

私は子どもたちと感情の話をする時には
よく、この絵本からはじめます。


うれしいってどんな色?
とか

まずは
感情っていろいろあるねって

絵本を使って
お話してみるのも
いいかもしれません。

この絵本も
わかりやすくてかわいくて
私も子どもたちも
大好きです。

感情を色で表すワークも
おたすけモンスターシリーズには
入っているので、

この絵本の後に、
そのワークをするのが
おすすめの流れです。


あと、感情について知る映画として
よくおすすめされるのが

ディズニー&ピクサーの
「インサイド・ヘッド」。

アニメで楽しく
感情について知ることができる映画なので、
感情の話をするきっかけに
なるかもしれません。

今年の8月には
「インサイド・ヘッド2」が
公開されるそうです!

どんな感情も、きっと宝物になる―ディズニー&ピクサーが贈る、あなたの中に広がる<感情たち>の世界。 少女ライリーを子どもの頃から見守ってきた頭の中の感情・ヨロコビたち。ある日、高校入学という人生の転機を控えたライリーの中に、シンパイ率いる<大人の感情>たちが現れる。 「ライリーの将来のために、あなたたちはもう必要ない」―シンパイたちの暴走により、追放されるヨロコビたち。巻き起こる“感情の嵐”の中で自分らしさを失っていくライリーを救うカギは、広大な世界の奥底に眠る“ある記憶”に隠されていた…。  
<監督メッセージ>
「この映画は、自分自身を受け入れることをテーマにしています。 ダメなところも含めて、自分を愛すること。 誰しも愛されるために、完璧である必要はないのです。」 ――『インサイド・ヘッド2』監督 ケルシー・マン

「インサイド・ヘッド2」公式サイトより

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