まずは量。次に質。最後は。
文章をうまく書けるようになりたい。
絵をうまく描けるようになりたい。
売れる営業になりたい。
etc...
一括りにするのなら、誰にも負けない能力を身に着けたい。
どんな分野でも、高みを目指すためのステップは
【1】量をこなす
【2】質を極める
この方法が最も有効だと考えられます。
まずは、量をガンガンこなしていく。先人が歩んできた道を辿る。経験を積んで経験値を貯めていく。
こうすることで、次第にコツを掴んだり頭で考えずに身体が自然に動く状態になったりします。
文章を書くことを例にすると「こういう構成で書いたら良いのか」「こんな言葉を使ったらいいのか」などが量をこなすことで感覚的に分かってきます。
最初は量をこなすだけで精一杯だったのに、気づいたら余裕を持って取り組めるようになるのが、量をこなすことの利点です。
次に、質を極めます。
量はやれるようになった。その段階になった時、量をこなすことに必死になっていた時間を、質を極めるために充てるのです。
これも文章を書くことを例にすると「こんな言葉を使ったらもっと良くなりそう」「こういう構成にしたらもっと読みやすくなる」などを考え、実行してみることになります。
量をこなしたことで気づいたことや学んだことが、質を極める段階で生きます。多くの経験を積むことが質を極めることに繋がるのです。
だからこそ、まずは量をこなすという話に戻ります。そして質を高めましょうとなるのです。
量をこなして、質を極める。ここまではよくある話です。
ここからは私の持論になります。
まずは量。次に質。最後は創。です。
経験を活かして新しいものを創り出す。それが創になります。
図にしてみました。
こちらが一般的な量と質のお話。
量を増やしていくことで点が線になります。
そして、質を高めることで線が面になっていきます。
出来上がった三角形の面積が能力値を示します。
こちらが量と質と創のお話です。
量と質で出来上がった三角形の反対側に、新しい三角形を創っていくイメージになります。
量と質だけでは三角形がどんどん大きくなるだけですが、創が加わることで四角形になっていきます。出来ることが増えたり可能性が広がったりするのです。
「これまでの経験から何か出来ることはないだろうか」「こんな経験を積んだ私だからこそ出来るものはないだろうか」
こういった発想が創のスタート地点です。
時代も時代で変化が激しいこともあって、量をこなし質を極めた先で新しいものを創り出すことは求められるでしょう。
量と質で、ある程度大きな三角形は作れたはず。最後は創で四角形を創っていくぞ。
こんな気概ですね。
現時点で700日以上、毎日noteを更新してエッセイ・コラム・ショートショートなどを書いてきた私はちょっとずつ創に手を出しています。
量・質・創で、ぜひ、一緒に頑張っていきましょう!