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企業経営は「長く働いてもらう」から「長くバディシップを築く」へ

終身雇用制の崩壊

日本型経営とも言える「終身雇用制」は実態としてほぼ崩れています。

欧米ではキャリアアップを目的とした転職が当たり前で、長く一社に勤めることは稀です。

「安心」「安全」が確約される「終身雇用」よりも、自分が頑張らなければいつクビを切られるか分からない欧米の仕組みのほうが、個々の意欲もスキルも高いものになり技術革新・経済成長にも寄与していくものでしょう。

ようやく日本も転職が特殊なものではなくなり、フリーランスで働く人も400万人ほどにのぼっていることから、欧米"風"な動きがみられるようになりました。


長く働いてくれる社員

時代が変わるのなら、企業経営のスタンスも変えるべき。

結論、タイトルの通り「長く働いてもらう」ではなく「長くバディシップを築く」スタンスに変えるべきであると提唱します。

ビジネスであり、雇用するのであれば長く働いてもらわないと、目先で採用費や育成コストを回収出来ないネックが発生するものです。

売上を伸ばすため、企業を成長させるために採用したのに辞められてしまうと、継続的な成長が見込めなくなり、再び採用するための時間や費用面でのコストも発生します。

そのため、企業が「長く働いてもらう」ために、福利厚生や職場環境を整えたり、報酬を高くしたり、あの手この手で囲い込みをし始めるのがこれまでのあらすじです。

あの手この手を使わずに長く働いてくれる社員もいます。一例として挙げるなら会社におんぶに抱っこな社員です。

スキルや意欲があり、会社の成長に貢献する社員ほど、あの手この手を使わないと他の会社に引き抜かれてしまうもの。

対して、おんぶに抱っこな社員は会社への貢献が少ないのに「終身雇用」に甘んじて、居座るような人を指します。あの手この手を使わずとも長く働いてくれるのです。


企業が成長する要素

ここで、企業が成長するとは何かについて考えてみます。

シンプルに「売上(利益)を上げる」でしょう。継続性があればあるほど、優秀な成長企業として認められます。

さらに「売上(利益)を上げる」方法について考えてみます。

「取引先(量)が増える」「取引単価が上がる」「コストが下がる(生産性が上がる)」ことがカギになるものです。

では。「長く働いてもらう」はどれに当てはまるでしょうか。

『おんぶに抱っこな社員』と『会社の成長に貢献する社員』それぞれで考えてみます。

『おんぶに抱っこな社員』は、おそらくどれにも好影響をもたらしません。長く働いてもらっているのに、です。

『会社の成長に貢献する社員』はどうでしょう。全てに好影響をもたらす可能性があります。

しかし、可能性を秘めた『会社の成長に貢献する社員』は注意しなければならないことがありました。

スキルや意欲があり、会社の成長に貢献する社員ほど、あの手この手を使わないと他の会社に引き抜かれてしまうもの。

そう。あの手この手を使わないと会社を辞められてしまいます。

仮に『会社の成長に貢献する社員』が辞めた場合、「売上(利益)を上げる」方法にどのような影響を及ぼすか考えてみます。

前述した項目をまずは再掲すると

「取引先(量)が増える」
「取引単価が上がる」
「コストが下がる(生産性が上がる)」

このような要素でした。

一般的には全ての要素に悪影響を与えると考えられると思います。

果たして本当にそうでしょうか。

私は違うと思います。仮に『会社の成長に貢献する社員』が辞めてしまったとしても、転職先で商品やサービスを広めてもらえたり、継続的な顧客になったとしたら。

「取引先(量)が増える」
「取引単価が上がる」
「コストが下がる(生産性が上がる)」

これらは全て保たれ、むしろ向上する可能性すらあります。


長くバディシップを築く

お気づきでしょうか。

「長くバディシップを築く」

ようやく記事タイトルの回収。

バディシップとは「見返りを求めない協力関係」を指すもの。

「長く働いてもらう」関係性よりも「長くバディシップを築く(見返りを求めない協力関係)」関係性のほうが、結果的には良くなるだろうということです。

会社を辞めてでも、辞めた会社を勧めたくなるほどの関係性、良いと思いませんか?

辞めた会社"なんて"気にかけないものです。(あえて"なんて"と表現しています)

辞めても尚、勤めた会社に貢献したくなる、売上に少しでも寄与したくなると思われるのなら、これほど嬉しいことはないでしょう。

『おんぶに抱っこな社員』を抱え続けるよりはるかに良い。

だからタイトルにしている「長く働いてもらう」から「長くバディシップを築く」が大事だと考えます。

経営者の方々にぜひ賛否をいただきたいものです。

バディシップを築くためには何が必要なのか。経営者の方々が考えるべき事柄です。会社を離れられても、勧めたくなるほどの関係性。築かないよりは築くべきだと思います。

経営者にも、働く側にも問題提起します。

長くバディシップを築きたいと思える会社ですか?


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