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【いざ文学フリマ!】おすすめの印刷所はここだ!
本を作るには印刷所様の力添えが必要不可欠。
綺麗に印刷・製本していただいたおかげで文学フリマ東京37に挑むことができました。
今回は僕のおすすめの印刷所をご紹介します。あと、本の仕様も載せときます。(表紙や本文に何を使ってるかとかのやつ)
たくさん試した訳ではなく、よく考えて1箇所決めてお願いしたらめっちゃ良かったよという記事になります。
僕がおすすめするのは
『ちょ古っ都製本(ちょこっとせいほん)さん』
実際の仕様やメリットなどご紹介します。
➖本の仕様➖
僕は今回2冊の新刊を発行しましたので、まずはその本の仕様を公開します。
意外と載せてる人が少ないのでこれから本を作る人にとっては役に立つはず!
エッセイ集『駄文多分』
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![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/123420468/picture_pc_dc97ed86b11f076e6e18df72117511ff.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/123420469/picture_pc_43d5a283646cbdf5e1ad9a32f807e1f7.jpg?width=1200)
表紙:ペルーラ スノーホワイト180kg
本文:書籍用紙(淡クリームキンマリ90kg)
サイズ:A6(文庫サイズ)
ページ数:80P
製本方法:くるみ製本
表紙:フルカラー印刷
本文:モノクロ印刷
◆オプション
クリアPP加工
・表紙はペルーラというキラキラした紙質を選択。光沢があって高級感が増します。
・本文は淡クリームキンマリというちょっと黄色っぽい色味のやつです。一般的な書籍によく使われてます。目に優しくて読みやすい!
90kgなのでちょっと厚め。でも捲るのには何の支障もないです。小説とかページ数が多い場合には一段階薄い72.5kgとかがいいかも。
・文庫サイズは手に収まるのでかわいい。80Pだと背幅が確か5.5mmくらい。背表紙にタイトルが十分書ける厚みですね。本って感じが出てくるので個人的にはページ数はこれくらいあるといいな。
・表紙カラー、本文モノクロ、くるみ製本(ホッチキスじゃなくてちゃんと糊付けするやり方)は大体みんなそうだと思うので割愛。
・クリアPPはツヤツヤになるオプション。やって正解。
自由律俳句集
『泣けるかどうかはこっちが決める』
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/123418232/picture_pc_524266801dd263a52c5984cf0c372150.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/123420517/picture_pc_2a40881d0ac3ad9ed9bf65bd46b01946.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/123420519/picture_pc_555c26fcef64a02e85f6ab2105202230.jpg?width=1200)
表紙:ペルーラ スノーホワイト180kg
本文:書籍用紙(淡クリームキンマリ90kg)
サイズ:A6(文庫サイズ)
ページ数:80P
製本方法:くるみ製本
表紙:フルカラー印刷
本文:モノクロ印刷
◆オプション
マットPP加工付き
遊び紙2枚:カラー水色(最初と最後)
仕様は先に紹介したエッセイとほとんど一緒です。
・違う点は表紙をマットPPオプションにしたこと。こちらはしっとりと落ち着いた印象をつけられる。元の紙がペルーラなのでマット加工すると控えめに輝く感じになるのが個人的にヒット。ラメ系のお化粧した女性の頬みたいな美しさがあります(伝われ)
・遊び紙を追加。これがあるだけで本のとしての格式が上がる気がする。「さぁ本が始まりますよ」という一呼吸が入る感じがして好き。
➖いい点➖
具体的な仕様をお伝えしたので次はいい点を紹介。
安い
本の仕上がりは大満足。特に言うことないです。
それなのに!
お値段が安いのがちょ古っ都製本工房さん。
10営業日後と余裕を持って注文すれば、上記の仕様で1冊260円ほどでいけます(1度に注文する冊数によって変動する)
他と比べてもマジで安い。助かります。
1冊から注文できる
ここも大きなポイント。事前に出来上がりの感じを見ておくのは大事です。
1冊だけ注文できないところが多く、できたとしても値段が割高になる。数千円とか。
でもちょ古っ都製本工房さんなら1冊でも1000円くらいでいけます。早いうちに表紙とページ数のイメージだけは作って試しに製本するのがおすすめです。(そしたらSNSでの宣伝に使えるもんね。)
形になると表記ミスとか発見しやすい。
選べる紙の数がちょうどいい
表紙の紙がツルツルかザラザラかピカピカか。多過ぎると迷っちゃうけど、必要な種類が一通り揃ってるからgood。
親切
入稿データにミスがあった時、「ここはこうですけど大丈夫ですか?」とメールで事前に確認してくれました。優しい。
あと最初にお試しで1冊だけ注文した時、2冊送付してくれました。これおそらく優しさではないかと。嬉しかったです。
➖注意点➖
入稿はお早めに
完成まで日にちに余裕がある方が値段が安くなります。例えば10営業日印刷か翌日印刷だと1冊で数百円違ってくる。
是非、余裕を持って申し込んでください!
データ作成はPDF
入稿データはPDFですのでご承知ください。
今回の文フリにて、初めて1から本を作りました。その際に使ったのはInDesignという有料ツール。苦戦しながらも形にはなったのできっとあなたも大丈夫!笑
有料が嫌な人は無料ソフトやアプリでも何とかなるとは思います。
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【僕の本を買ってみるというのも1つの手です!】
本の仕様をチェックするって意味で買っていただくのもありだと思います!実際の質感とかページ数とかイメージ湧きますよ。
そのついでに読んでみるのもいいよね。
しかも中身もおもしろいから一石二鳥だね。新刊のエッセイと自由律俳句集がおおすめ。
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