【美味しいものと 温泉と スピリチュアル】の国 YAMAGATA《山形》その3
たいちゃん、
先日の、山形旅行サンプルガイドの続きです。
2日目の宿は、たしか天童温泉でしたよね。
羽黒山を出発して、
2日目の宿方面に行くのに、一日目に来た同じ道だとつまらないので、
最上川沿いの道でいくのが、川の景色も美しく、
良いのではないかと思います。
『五月雨を 集めてはやし 最上川』
松尾芭蕉は、最上川の流れの早さを詠んでいるみたいなんですが、
川沿いの国道47号線を車で走りながら見える最上川は、
お天気にもよると思いますが、
本当にゆったり・・・と流れていて、気持ちが良かったです。
実際は、流れが早いのかもしれませんが、
天気の良い日は、ゆっくりと雄大に、ゆるやか~に流れているように見え、
頭の中に、美空ひばりの名曲『川の流れのように』が流れまくりました。
「あ、知ってる名前の川だ。」と通り過ぎるだけでなく、
見ているだけで、川と同じようにゆったりと癒される、
【見る】価値のある川です。
さて、もしお昼の時間に近かったら、
大石田町に、お蕎麦の有名店がいくつかあるのですが、
美味しい上に、コスパも◎なので、
いつも並んでいるようです~💦。
もし並ぶ覚悟があったら、
ざる蕎麦、板そばも良いですし、
どんぶりに冷たい汁、トッピングは鶏の『肉そば』も良いです。
迷いますし、これも迷う価値があります。
今回の宿泊地ではありませんが、
銀山温泉という温泉街も、こちら方面にあり
大正ロマンのレトロな街並みと、ガス灯で有名です。
ネットでみると、日本夜景遺産とのことなんですが、
夜景遺産っていうのもあるんですね~。知らなかった~、
初めて知りました。
この銀山温泉は、酒田の山居倉庫と共に、『おしん』というドラマの舞台となった所で、
日本国内のみならず、世界中でヒットして、
インド?カイロ?では、『おしん』の放映時間になると町から人が消える、
という逸話もあったようです。
私も、息子に、
「縁あって、今はそっち方面で働いているんだから、
『おしん』借りて見てみたら? 名作だよ!」
と会話したこともありましたが、見たかどうかはわかりません。
・・・ガイドに戻ります。
宿のある天童市は将棋の駒で有名です。
ふるさと納税のサイトでも、名前をよく目にしていました。
近くに、
『閑けさや岩にしみ入る蝉の声』の芭蕉の句で有名な
立石寺(山寺)があり、
出羽三山が【神様】の神道であるのに対して、山寺は【仏様】の仏教です。
それで、岩に蝉の声がしみ入るほど静寂かというと、
観光客がいっぱいいて、けっこう賑やかです。
お土産屋さんも並んでいます。
山の斜面に造られたお寺で、ここもまた階段です。
一番上まで登ると、よくテレビなどで取り上げられる景色が現れ、
大変気持ちが良い!です。
ただ、昔のお坊さん達が、厳しい修行の一つとして、対面の崖を登って、何人も落ちて命を失ったという崖を見たときは、観光気分というのからは
一瞬離れました。
それで、もし午前中に羽黒山の石段を登っていたとしたら、
羽黒山の石段と、立石寺(山寺)の石段を同日というのは、
体力的にキツいかなーとも思いましたが、
若いから平気かな?
わたしのイメージでは、石階段は、羽黒山よりは急ですが、短い気がします。
無理はしないでねー。
それで、ここからすぐのところに、『垂水遺跡』というのがあり
おすすめですが、
単線の線路を「よいしょっ」とまたぎ、
20分ほど、山道に入るので、一人では熊がこわいです。
息子に案内してもらった時は、息子は野球のバットを持って行きました。
昔の人は熊が出るところで修行をして、偉いなあと思いました。
すごく不思議な雰囲気の場所でしたので、画像検索してみてくださいね。
https://yamagatakanko.com/attractions/detail_12319.html
少し観光とは離れますが、
先日、テレビを見ていたら、山形の会社で
『山形緞通』という絨毯の会社のことを取り上げていて、
それこそ、普通の住宅街の中にあり、
社屋はレトロで、私的には素敵で、
掃除が外も中もしっかり行き届いている、良い気の会社で、
実際、
バチカン宮殿や、皇居、歌舞伎座、迎賓館、大使館、都庁、美術館、
一流ホテルなどにも納入されているということで、
日本の首都、東京の23区などではなく、
東京から離れた山形県の、うちの近所みたいな所にある、絨毯の会社が、
世界、日本の一流処から選ばれている放映をたまたまテレビで見て、
場所とかだけではなく、本質なんだなーと感心していたところ、
たいちゃんが山形に行くというのを聞いて、
たいちゃんのお仕事的に、
もしかしたら、いつか役に立つこともあるかもしれないと思い、
見学とかできるのかどうか、わかりませんが、
一応、お耳に入れました。
3日目の最終日は、蔵王方面をお伝えしたいと思います。
次回に続きます。