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晴れる
2024年7月6日 16:02
じつは本にも「親子関係」があるものが存在しますたとえばこんな本です。この場合『岩波講座 世界歴史』が「親」です。書誌データはこのようになります(依拠する目録規則によって記述方法は異なりますので一例です)。NII書誌ID(NCID):BC10314546出版国コード:ja タイトル言語コード:jpn 本文言語コード:und岩波講座世界歴史荒川正晴 [ほか] 編集委員岩波書店, 20
2024年5月26日 14:38
図書館では「これとこれは同じ本なのか」という判断を迫られる場面がけっこうあります。「これとこれ」は本と本のこともありますが、多いのは書誌データと本、または書誌データと書誌データです。いちばん関係あるのは目録担当者ですが、レファレンスや相互利用、選書、除籍などでも避けて通れません。この判断を誤ると、求める本と違う本を利用者に提供してしまったり、すでに所蔵していることに気づかず重複発注してしまった
2021年3月7日 13:22
「本を読む方法」ではないことがポイントです。図書館に勤めていると「本が読み放題でいいね」と言われることもありますが、年間何千冊何万冊を取り扱っている身では、いちいち本を「読んで」いたのでは時間がいくらあっても足りません。とは言え資料を把握するのも仕事のうちなので、手にした本は時間の許す限り開いて見るようにしています。こうした速読やななめ読みですらない、図書館員独特の「本の見方」をご紹介します。