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ファイナルファンタジーⅩ歌舞伎

ついにこの日がやってきました
待ちに待った、ファイナルファンタジーⅩ歌舞伎の観劇DAYです。

スクエニ傑作の伝説ゲーム「FINAL FANTASY Ⅹ」
このゲームは人気すぎてⅩ-2のアフタートーク的ゲームまで出来たほど。
ゲーム発売の2001年当時、冒頭に最後の決戦前夜シーンから始まり、主人公が過去の記憶を回想していくストーリー手法で物語が進み、最後に想定外の結末で衝撃が走りました。
あの世界観をリアルでどうやって再現するのか?!
歌舞伎はきちんと見た事がなかったので、良い機会だと思ってチケットを購入、ステージアラウンド東京のある「市場前」に向かいました。

駅を降りると目の前に看板が

ゆりかもめ「市場前」改札前にこのような看板が。
否応なしに期待がふくらみます。
ステージアラウンド東京は「市場前」駅からは歩いて5分ほど。
案内看板は出てませんが改札出て右手に進むと建物に「360」の看板があるのでわかりやすいと思います。

歌舞伎といえばのぼり

入り口には歌舞伎名物・出演する役者さんののぼりが。
ただここ、風が強くてこのように名前が全部見える状態で写真撮るのに苦労しました。

スケジュールはこんな感じ



FFⅩのストーリーを知らない家人との観劇だったので、集中力がもたないだろうと今回は前編のみ鑑賞。それでも3時間35分の超大作です。
通しでみるとほぼ7時間!
ざっとのスケジュールはこんな感じでした
12時~12時55分 第一幕(出会い、異界送り)
12時55分~13時15分 休憩(軽食とトイレでちょうどくらい)
13時15分~14時30分 第二・第三幕(シーモア、異界、シン)
14時30分~14時50分 休憩(グッズを買うのにちょうどいい)
14時50分~15時35分 第四幕(歌舞伎見せ場)

グッズについて

グッズは九谷焼がすでに売り切れ

グッズは結構並びます6。FFⅩ歌舞伎限定のものと、FFⅩ新作グッズの先行販売と大きくは2種類にわかれてて、
【FFⅩ歌舞伎限定】
・アクリルスタンド(役者さんバージョン・受注生産で6月以降のお渡し)
・クリアファイル
・九谷焼(コップ、お皿→すでに完売)
・トートバック
・ブロマイドケース
・アクリルキーホルダー
・プログラム
【FFⅩ新作先行】
・アクリルスタンド(キャラクター)
・クリアファイル
・キーホルダー
・ぬいぐるみ(ディーダ・ユウナ・モーグリ)
・オルゴール
・缶バッチ
・クリアビジュアルカードセット

困ったのがお会計
プログラムは現金のみ、グッズはカードがマスターとVISAのみ使用可能
キャッシュレス決済が使えません。
現金そんなにもってなくて焦りました(;゚ロ゚)
ご注意を

カフェでのコラボアイテム

コラボはドリンクとドーナツ

ディータをイメージしたドリンクやスピラをイメージしたドーナツはありましたがアイテム少な…。
歌舞伎だからかお弁当はしっかりありました(コラボではないけど)

スピラをイメージしたドーナツ
ディーダをイメージしたドリンク。甘い!

ストーリーはというと・・・

今回のために野村哲也先生が描き下ろし

23代目オオアカ屋が冒頭で「歌舞伎初めての方」をアンケート。半数以上が手を上げてました。さらに「ファイナルファンタジーをやった事ない人」に関してもやはり半分くらいいました。
ということは皆さんが体験した事のない未知なる世界にようこそ、の流れにもっていく。さすがです!
タテと見栄を教わり、いざ、歌舞伎ワールドへダイブ!!!

全体的に江戸時代のような和の雰囲気が、と思ったら、衣装が全部着物に置き換えられてました。
私はゲームをしていた人なのでストーリーは把握してましたが、初めての方にもわかるように随所にシーンや背景説明が入っていました。
また歌舞伎らしく、派手なシーンはより派手派手しく。
シーモアとのシーンは見応えがありました。
ゲームでも歌舞伎でもない、独特の世界観は冒頭の説明通り、未知なる領域で面白く、歌舞伎のとっつきにくいイメージが払拭!

なかでも、ユウナ役の中村米吉さんの「異界送り」は鳥肌が。
これは歌舞伎でないと表現が出来ないかも

歌舞伎が何故ワンピースやナウシカとコラボしているのか、まったくわからなかったけれど。
積極的に現代のアニメやゲームと融合して進化していくことで、日本伝統文化が継承されていくって大切な事だと感じました。

出演者

客席は外国の方や、割と年齢若めな人がいました。
未知なる領域のネオ歌舞伎は想像してたより面白く観劇しました。
見終わった後に、続いて後編をみる気力が残っていなかったので
今回は前編のみの観劇で正解だったかも。

ステージアラウンド東京は今回の公演が終わったらなくなってしまうので残念。こんな劇場、日本では二度と見れないと思います。
4月12日まで上演されてますが、約7時間に耐えられない方、分散して前後編買えますのでご安心を。
FFⅩはいつか映画化して欲しいなあ…。

『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』公式サイト (ff10-kabuki.com)

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