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わたしの一冊 68−2
【君を守ろうとする猫の話】
筆者 夏川草介
発行 株式会社小学館
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お前なら、きっと本を取り戻せるはずだ。
幸崎ナナミは十三歳の中学二年生である。
喘息の持病があるため、あちこち遊びに出かけるわけにもいかず学校が終わるとひとりで図書館に足を運ぶ生活を送っている。
その図書館で、最近本がなくなっているらしい。館内の探索を始めたナナミは、青白く輝いている書棚の前で、翡翠色の目をした猫と出会う。
なぜ本を燃やすんですか?
「一番怖いのは、心を失うことじゃない。
失った時に、誰もそれを教えてくれないこと。
誰かを蹴落としたときに、それはダメだと教えてくれる友達がいないこと。つまりひとりぼっちだってこと」
ご閲覧くださりありがとうございます!
今回も
名著が
いっぱいですね
わたしの一冊が
あなたの一冊へ
紡ぐことができたら嬉しいです!