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わたしの一冊 64

【まだ温かい鍋を抱いておやすみ】
筆者 彩瀬まる
発行 株式会社祥伝社


明日へ

口に含んだ
このひと口は
今のわたしを
癒やし
温める
ほろ苦い痛みを
ゆっくり
溶かすように

と思った一冊です

今がどれだけキツくてもー
“おいしい”が、
きっとあなたの力になる。

食を通して変わっていく人間関係、
ほろ苦く、心に染み入る極上の食べものがたり

「遠くへ行きませんか」
「行くー!行きましょうぞ!」
スポーツ用品販売会社に勤める素子は、同じく保育園に通う子供を持つ珠理を誘って、
日帰り温泉旅行に出かけることに。ずらりと食卓に並ぶのは、薬味をたっぷり添えた
鰹のたたき、きのこと鮭の茶椀蒸し、栗のポタージュスープ。季節の味を堪能するうち、
素子は家族を優先して「自分が食べたいもの」を忘れていたこと、母親の好物を知ら
ないまま亡くしてしまったことに思いを巡らせ……(「ポタージュスープの海を越えて」)

彼女が大好きな枝豆パンは、“初恋の彼”との思い出の品。
病に倒れた父の友人が、かつて作ってくれた鶏とカブのシチュー。
ーー“あのひと口”の記憶が紡ぐ6つの物語

株式会社祥伝社書籍内容紹介より

ご閲覧くださりありがとうございます!

"おいしい"
自然に
みんな
笑顔になりますね

わたしの一冊が
あなたの一冊へ
紡ぐことができたら嬉しいです!

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