女性の災害への備え|防災アクションガイド
FUKKO DESIGN の木村です。
「コロナ禍でもすぐにできる!防災アクションガイド」の第七弾が完成しました。
今回は「コロナ禍でもすぐにできる!女性の災害への備え」です。
これまでに「大雨&台風」「熱中症」「天気の急変」「冬の荒天」などをテーマに、男女問わず使える各自然災害への備えをまとめ、発表してきました。
しかし女性は災害時、生理まわりや衛生面で特有のニーズが出てくることや、避難所生活において性犯罪などに気をつけなければいけない状況が発生することも事実です。
そこで、男女が互いに人権を尊重しつつ喜びも責任も分かち合う社会の実現を目指す「男女共同参画週間」(内閣府制定)に先立ち、特に女性に知っておいてほしい防災アクションガイドを作成することにしました。
それが、『コロナ禍でもすぐできる!女性の災害への備え』です。
今までのメンバーに加えて、女性と防災の研究者である浅野幸子氏、母と子の育児支援ネットワークの本郷寛子氏、そしてアウトドア防災ガイドのあんどうりす氏の協力を得て完成しました。
災害時にさまざまな情報が飛び交うSNSでの拡散を視野に入れ、わかりやすさはもちろんのこと、すぐに実践できるようにイラストなどを交えた画像になっています。
タイトルは「女性の災害への備え」ですが、女性だけでなく男性も含め、すべての人が知っておいてほしい情報をまとめています。女性が災害時に必要なもの・ことを少しでも多くの方々に知っていただき、現場で役立てていただければ幸いです。
4枚に分けて画像をつくりました。
1. ものの備えを確認しよう
災害発生時に備え、外に出るときに持ち歩くものと、家の非常用持ち出し袋に入れるものについて紹介しています。
特に女性が必要なものは紫の枠で紹介しています。
2. 衛生面で気をつけること
女性が災害発生後困ることの多い衛生面の対策をまとめています。
3.避難所で気をつけること
過去の災害では、女性が性犯罪にあうケースもありました。その対処法や知っておきたい情報をまとめています。
4. 授乳などで気をつけること
授乳方法をはじめ、乳幼児がいる家庭が知っておきたいことについてまとめています。
「女性の災害への備え」は以上です。
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※一部、行政機関の情報などを転用しているため、データの改変などはご遠慮ください。
FUKKO DESIGN 木村充慶
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