「未来に先回りする思考法」 技術の現在地を捉えよ。
こんにちは!フカドクです!
今回は右脳派プランナーじゅんから、この本を紹介します!
佐藤航陽さんの「未来に先回りする思考法」をフカドク!!
筆者について
佐藤航陽(さとう かつあき) さんは、日本、中華圏及び韓国を中心にマーケティング、ファイナンス、コンシューマー関連事業を手掛ける「メタップス」という会社の創業者で、2015年にこの本を執筆されています。
他に有名な著書として「お金2.0 ―新しい経済のルールと生き方―」 があり、この本も良かったので機会があればご紹介します!
この本について
この本を超簡単に説明すると、主に世界を変え続けているテクノロジーについて書かれており、その流れを掴むことで未来を予測できるようになるというお話でした。
まず前半(というか7〜8割の部分)は、テクノロジーと社会の関係性を構造的に説明されています。
テクノロジーの意味はかなり広く、古代の農作から始まり、産業の発展、などもテクノロジーと捉えてその歴史から、構造を紐解いていました。
テクノロジーと社会の関係性については、
・テクノロジーは昔は人の力の手助け程度だったが、BigDateやAIの力で今や意思決定の領域まで成長してきた。
・テクノロジーは広まると世の中の当たり前にすぐなってしまう(昔はお財布携帯なんて流行らないと言われていたが、今やなくてはならない)
・テクノロジーによって社会が血縁型▶︎ハブ型▶︎分散型になっている
などなど、テクノロジーが社会に影響してきたことを丁寧に説明されていました。
未来をどう予測して成功する!?
後半に、こういった構造がわかった上で、どうやって未来を予測していけば良いのか、そこからどう成功するのかについて書かれています。
主には以下の3ステップです。
1. まず原理から考える
どんな必要性から技術が生まれてきたのかを考える
目的を明らかにすることで、この技術がどこまで進化するのかがわかる
2. テクノロジーの現在地を知る
原理から考えてゴールが明らかになったら、今は何ができていて、何ができていないのかを知ることが重要になる
3. 適切なタイミングを見極めて、参入していく
ここは一番難しいが、極めて重要。
超ニッチだけが知っている程度じゃダメで、アーリーアダプターが熱狂してるくらいで参入すると、大きく成長できる
確かに、今いろいろな技術が話題になっていますが、最終どこに向かっているのかをちゃんと考えることで、どのくらいでどの技術がピークを迎えるのかなど、想定ができそうで、何をいつ仕掛けていくかが決めていけそうです。
おわりに
1月に世界の最新技術や最新家電が集まるラスベガスのCESというイベントに参加したのですが、この本を読んでから参加すれば良かった!と強く思いました。
CESでは、5Gを中心に様々な兆し「自動運転」「仮想現実」「スマートシティ」「セキュリティ」「ヘルステック」などなどが数多く展示されていました。こういった1つ1つの技術の流れについて、何を目的に作られた技術なのかということを深掘りしていくと、だんだん未来が描けていくと思ったので今度の休日に調べてみようと思いました。
ぜひそういったことを語り合える場などあれば、参加したいと思います。
今日はここまで!
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