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ひよひよこ(エッセイ漫画)

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#思い出

ひよひよこNo13.   APD(聴覚情報処理障害)と音痴

ひよひよこNo13. APD(聴覚情報処理障害)と音痴

(前回の続き)

聴覚情報処理障害(APD:Auditory Processing Disorder)は、音を感知する外耳、中耳、内耳(末梢)の機能に異常が無く聞こえているにも関わらず、音を認知して聴覚情報を処理する脳内の神経システム(中枢)の働きが低下して言葉の処理ができない病態です。

当然、歌の高低が理解できず、きれいに歌えません。俗に言う音痴です。

音痴に関するエッセイ

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ひよひよこ No12
音痴をいじめないで。
先生からちゃんと歌えと怒られる。しかし歌うと周囲の子から歌うなと言われる。歌の上手な子から明らかに迷惑がられる。笑われて歌わなくなる。歌えとまた先生に怒られる。エンドレス。音楽の先生全員にわかってほしい。音痴への扱い方も学んでほしい。

ひよひよこ  No11.  通知簿と国旗

ひよひよこ  No11. 通知簿と国旗



 教師の思考が通知簿(あゆみ)で、わかることもある。私は小学校3年生の担任にすごく嫌われていました。1コマ目はその担任が書いた私の評価です。1学期2学期3学期全てにまだ9歳だった私への嫌悪が滲み出ています。でも私にどうしてほしかったのだろう。単純に傷つけたかったなら成功です。それとも通知簿で私の短所を善意でたくさん書いたら、その分、私が動作が早く活発な子に変化するとでも思っていたのか。

 そ

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ひよひよこ    No10.    森下洋子さんと私

ひよひよこ No10.    森下洋子さんと私



 今回は、私が森下洋子さんに一方的に感謝している理由です。一枚にまとめました。3コマ目の画像は朝日新聞社の記事から引っ張ってきました。可愛いなあ。

 さて、母と昔話をしていたら、バレエの発表会でたった5分出るだけで10万円以上かかった。しかも目立たないし、お金がもったいないし、バレエは小さい子がやると可愛いけど、大きくなっても続けるのはみっともないからやめなさい、と言ったのを「完全に忘れて」

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ひよひよこ  No4   昭和時代のまりつき歌

ひよひよこ  No4   昭和時代のまりつき歌



以下は口語訳です。

伊勢 伊勢 伊イ勢

新潟 新潟 伊勢新潟  (新潟は、ずっとニガタと歌ってました)

三河 三河 伊勢新潟三河

信州 信州 伊勢新潟三河信州 (信州はシンシュと歌ってました)

神戸 神戸 伊勢新潟三河信州神戸(この辺りで早口言葉になっていく)

武蔵 武蔵 伊勢新潟三河信州神戸武蔵(私はいつもこの辺で脱落)

名古屋 名古屋 伊勢新潟三河信州神戸武蔵名古屋

函館 

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ひよひよこ No3    私のプチ遍歴

ひよひよこ No3    私のプチ遍歴

今回は絵より文字多めです。

当時の林真理子は私と同類の人、報われない想いを抱え込んでいる人と勝手に思い込んで勝手に応援していました。強運を呼び寄せて頑張る努力家と知っていたら、そして私もそういう積極性を出して実践していたら運命が変わっていたかもしれません。が、私は過干渉な母の人形だったのでそれもなかったでしょう。複雑な想いです。

特に母方の叔父は、段ボール持参で漫画だけをごっそりと持っていきま

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ひよひよこ  No2     超個人的な私の漫画歴

ひよひよこ  No2 超個人的な私の漫画歴



※※  著者注記:: 上のマンガ表紙は当時のものではありません ※※

ブラックジャックは、ドキドキしながら買いました。母にあっさりと見つかって取り上げられたものの、作者の名前を見て急に笑顔になってその場で返してくれました。

当時(昭和40年代)は男の子が読む本、女の子が読む本と区別がありました。ブラックジャックが載っている週刊少年チャンピオンが欲しかったけれど、女の子が読むものではないと言

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