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ひよひよこ(エッセイ漫画)

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#ひよこ

ひよひよこ  No8. はじめての青空教会

ひよひよこ  No8. はじめての青空教会



※   作品中の言葉は差別用語ですが、あえて変えていません。

お姉さんが教えてくださったイエス様のお話ですが、絵本を広げて読み聞かせて賛美歌を一緒に歌うという簡単なものでした。すぐ横に公民館があったのですが使わなかったので、正規の牧師ではなく、単なる子供好きのボランティアだったと思います。普段はおとななんて来なかったのに、その時は男性ばかり数人連れ立って先生を見に来たという感じでした。

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ひよひよこ No7.   しあわせなカレー

ひよひよこ No7. しあわせなカレー

※   ハウス食品さんはまったく悪くないです ※  ( ←  重要 )

まあ、なんというか……。今思えば母の料理全ての味付けが甘かったです。祖母の作った煮物やお寿司が美味しくていくらでも食べられましたが、母のそれは極端に甘かったから。でも比較対象がないので、そういうものだと思っていました。昔は今のように外食できるところは少ないし、コンビニなんてない。結局母の作りたいように作ればそれでいいみたい。

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ひよひよこ No6   自作は貶めない

ひよひよこ No6 自作は貶めない



上にある本に収録されています。題名は「茶粥地蔵」です。

よかったら読んでくださいね。

ひよひよこ  No5   重版出来

ひよひよこ No5 重版出来



以下はWikipediaからの引用です。

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重版出来(じゅうはんしゅったい)とは、初版の発行部数を上回って、更に発行することを表す言葉。 重版ありきで初版を抑えるケースもあると言われる。 出版業界の業界用語としては、版元の企業文化により重版出来を「じゅうはんでき」と読む場合もある。
↑↑↑↑↑

(画像にある重版一回につき60万円というのは、出版社や書籍の形態によってそれぞれ違うと

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ひよひよこ  No4   昭和時代のまりつき歌

ひよひよこ  No4   昭和時代のまりつき歌



以下は口語訳です。

伊勢 伊勢 伊イ勢

新潟 新潟 伊勢新潟  (新潟は、ずっとニガタと歌ってました)

三河 三河 伊勢新潟三河

信州 信州 伊勢新潟三河信州 (信州はシンシュと歌ってました)

神戸 神戸 伊勢新潟三河信州神戸(この辺りで早口言葉になっていく)

武蔵 武蔵 伊勢新潟三河信州神戸武蔵(私はいつもこの辺で脱落)

名古屋 名古屋 伊勢新潟三河信州神戸武蔵名古屋

函館 

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ひよひよこ No3    私のプチ遍歴

ひよひよこ No3    私のプチ遍歴

今回は絵より文字多めです。

当時の林真理子は私と同類の人、報われない想いを抱え込んでいる人と勝手に思い込んで勝手に応援していました。強運を呼び寄せて頑張る努力家と知っていたら、そして私もそういう積極性を出して実践していたら運命が変わっていたかもしれません。が、私は過干渉な母の人形だったのでそれもなかったでしょう。複雑な想いです。

特に母方の叔父は、段ボール持参で漫画だけをごっそりと持っていきま

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ひよひよこ  No2     超個人的な私の漫画歴

ひよひよこ  No2 超個人的な私の漫画歴



※※  著者注記:: 上のマンガ表紙は当時のものではありません ※※

ブラックジャックは、ドキドキしながら買いました。母にあっさりと見つかって取り上げられたものの、作者の名前を見て急に笑顔になってその場で返してくれました。

当時(昭和40年代)は男の子が読む本、女の子が読む本と区別がありました。ブラックジャックが載っている週刊少年チャンピオンが欲しかったけれど、女の子が読むものではないと言

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