好きなことをしてお金を稼ぎたい理由
「好きなことをしてお金を稼ぐ」
年末にそう宣言して、未だ方法を模索しているところなのだが、僕が家族にそういうことを言うと、「じゃあ、仕事せずにゲームとかしときたいわ!」と言われることがある。
なんかそういうことじゃない気がするんだけどと感じながら、「本当にゲームが好きなら、実況者になったらいいんちゃう?」と言ってきたが、僕があの宣言をしたきっかけである、一月万冊でやっていたこの動画を観て、その違和感を理解することができた。
家族が言った、「仕事せずにゲームとかをし続けたい」などという言説は、僕というか、彼らの言う「好きなことをしてお金を稼ぐ」ことに含まれる「好きなこと」とは違い、「嫌なことをして稼いだお金で得た刺激」を「好きなこと」と勘違いして放たれているのだ。
そりゃ、言っていることが全く賛同されないわけだし、こいつら本当に話にならないやという気分になる。
とは言いつつ、「そういうお前はどうなんだ」と言われると、苦しいところもある。
なんだかんだ、安定した職に就いている父親に助けられっぱなしだし、好きだと思えることをしていても、お金を稼ぐまでには至っていない。
もしかすれば、僕の「好きなこと」自体も、実際は「(家族が)嫌なことをして稼いだお金で得た刺激」なのかもしれない。
僕も所詮、「嫌なことをしてお金を稼ぐ」ことが絶対だと信じている、自分自身が何もない、空っぽな両親や兄弟たちと同族であり、最初からそういう環境のもとで、人生を消費する運命だったのかもしれない…
だが、小さい頃から漫画やアニメや映画を観て、小学校時代に絵や漫画を描いたこと、中学時代に映画を観て「あんな映画を作りたい!」と感じたことは、嘘ではないと思う。
今でもそう信じて、実際に行動している点では、「好きなこと」が本当に元からなかったか、あってもどこかで潰され、「嫌なことをしてお金を稼ぐ」ことが絶対だと信じて今に至る両親や兄弟たちよりは、かなり幸運な場所にいるのだろう。
ならば、それでお金を稼ぐことで、家族だけでなく、多くの人たちに「好きなことをしてお金を稼いで良いんだぜ!」と言いたい。
ついでに、度々面白いと思っているのに、紹介されている本を買わないままなのは少し申し訳ないので、一人で生きられる程度まで稼げたら、安富 歩氏の「複雑さを生きる」や「経済学の船出」を買い、家族全員に一言一句読ませてやろうかなと思っている。(それまでは図書館を利用して読むつもりだったりはするが…)
そのための方法を、これからも様々な方向から模索していきたい。
で、結局何が言いたいのかと言えば、
お金ください。
ってことだったりする。
やっぱ、正直者でいるのは気分が楽になるなぁ〜