"無"の絵画
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こんにちは!藤本絵里菜です✨
題:黒の正方形
作者:カジミール・マレーヴィチ
1915年 油彩
突然この■は何?と感じられるかと思いますが、こちらも立派な美術作品!
「無」を再現したアートで、私達の目には黒い四角に見えますが、作者のマレーヴィチが表現したのは"黒"ではなく"無色"、つまり色すら無の作品となります。
絵画で何かを表現するには何か対象物を"描く"事が大前提ですが、マレーヴィチはそれを放棄!
"ある"を"無"で表し、"無色"で"色彩"を描きました。
そんな「感覚を描いた」マレーヴィチは前提を覆しに覆した絵画で美術史に大きな足跡を残しました👣
また、単に黒一色で塗られた作品というわけではなく、黒の下も様々な絵の具で彩られている事が調査でわかりました。
それによって奥行きや深層心理も表現されているなんて、一見しただけでは物事の本質は本当にわかりませんね!
こういうアートもありますね!
無色の絵画という事で、本文もほぼ黒一色にしてみました➰🖋
それでは今日はこの辺で、最後まで読んでいただきありがとうございます💝
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