乳がんと心〜エネルギーがやっと出たとき
◆気力がない辛い朝
乳がん治療から心身が疲弊し、双極性障害やら適応障害やら言われまして、朝起きて闇に陥るような気分でもう生きたくなくなって、起きるエネルギーもなく辛くてたまらなかった。
「起きなくていい」と、私は「しなければならないこと」をどんどん手放した。朝は、子供たちを起こすこと、布団をしまうこと、朝ごはん作り、まだ小学生の子供たちの送り。夫にお願いした。
◆自然な流れ 他力 タイミング
そして、コロナにより小学校が休校になり始めた。はじめのうちは、朝、子供たちも私のペースになり、ゆっくり過ごした。
だが、なんか健康的ではないのだ。子供は規則正しい時間に起き、体を動かして欲しいと思った。私のペースに合わせたら、子供たちの健康が損なわれそうで、朝ゆっくりまったりが嫌になった。
そう思ったら、起き上がるエネルギーが出た。
コロナで休校と、子供たちのおかげと、「もういい加減」と思えるくらい「朝起きなくてもいい」を満喫した、そんなタイミングが合わさってだと思う。
自然な流れ、他力、タイミングってあって、大切にしていこうと思った。