パーソナルトレーナー藤井自伝159

意外にマジで太る食べ物

今回はわかりやすく、普段とりやすい食べ物の中から太りやすいものをご紹介していく。
なんだかんだ健康に良い、栄養豊富、美容に良い、といったような謳い文句でもてはやされている食材も、けっきょくは販売促進のためで本当に健康に良いかというと難しい部分があるのだ。
他にもタンパク質を増やしたお菓子やヨーグルトだったり、食物繊維を添加したものだったり、最近ではそういった多くの健康を謳った商品が多くなっている。
果たしてそれが本当に良いのか、普通のお菓子を食べるよりはマシだろうが、率先して摂るべきものは本当に少ない。

まず1つ目はスムージー。
いろんな野菜を取りやすくジュースにしたものであるが、フルーツや甘味料が入っていることが多く、糖質が非常に含むことが多い。
流石に野菜だけを絞っても美味しくはなかなかならないので、そういった添加からエネルギー過多+食欲が増進しやすい飲み物になっている。
確かに時間の無い朝などにうってつけのものではあるが、食べないよりはマシにしても、ほぼほぼ糖質というエネルギー源を摂っているだけで体に必要な栄養が摂れていないことが多い。
そしてこれの問題点は、栄養を摂った気になってしまうことである。

次に2つ目は加工肉だ。
肉なので痩せやすいと思われがちだが、加工が入ることによってタンパク質より脂質が高いものが多い。
例えばソーセージ、ウインナーなどがそうだ。
もちろん練り物などにしてしまうとつなぎで炭水化物が使われるのも余計なカロリーになりやすい。
食べてはいけないものではないが、メインの食材になってしまうと脂質や糖質が余計に摂れカロリーオーバーしてしまう原因にもなってしまう。

3つ目が牛乳である。
完全食品といわれ非常に栄養豊富で良い食材だが、完全食品故に糖質・脂質・タンパク質とすべて豊富でハイカロリーな食材である。
さらに水分なので大量に摂取しがちになりやすいのも問題になりやすい。
固形物で同じカロリーを摂取する場合と比べても、カンタンに飲めてしまうしお腹に溜まりにくいという欠点がある。
しっかりと他の食材とのバランスを考えたいものである。

結論として、フルーツなどのように食べやすいものより、歯ごたえのあるもの選ぶこと。
簡易的なものより自分で調理して食べるもの。
そして飲料よりも固形物を選ぶ。

これらを意識するだけで痩せやすくなるのである。

続く

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