見えない相手との戦い
みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチのフジガッキーです!
きょうのテーマは、「見えない相手との戦い」です。
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ある相談者の事例
◆相談したいことが2つあります
昨日はよろず相談の日でした。
受付の方から、事前に受け取っていたメールにはこんなことが書かれていました。
これを受け取ったときに、直感的に「むむ、なにかおかしい。本当か?」と感じました。相談依頼事項の詳細はいえませんが、みなさんならここだけ読んでみてどう思われますか?
◆真逆な相談?
わたしが直感的に感じた違和感はこうでした。つまり、真のお困りごとはきっと販路拡大ではないなということ。
個人的には、「販路拡大」はいまうちは調子がよいのだけれど、いまの取引先だけだと一巡してしまって伸び悩んでいる。なので、調子のいいときに外に打って出るぞー!のイメージがします。
一方、「赤字対処」は文字どおり赤字で資金繰りに悩んでいるが、どこから手を付けたら良いのかお手上げ状態なので、ヒントをくださいというイメージ。
そんな風にわたしには、真逆な相談に見えたのでした。
◆居もしないお化け
そんな前提を持ちながらも、まずは相談者からのお話しをじっくりお聞きすることにしました。
案の定、販路拡大というのも、いまの赤字をなんとかしたい、そのためにはいまの不採算な取引先から新規先を探し、ゆくゆくは乗り換えたいということでした。やっぱり!
相談者は家族経営で、ご主人は現場オンリーで、来訪いただいた奥様が経理・内部管理を取り仕切っていらっしゃるのでした。数字のことは多少わかる、なので、わたしの話しも理解をしていただきやすかったのでした。
ひとしきりお話しをお伺いしたあとに、わたしからは、「不採算取引先へ値上げ交渉をしてみませんか」という提案をしてみました。
奥様からは、相手が(値上げを)すんなり飲んでくれるのなら苦労しない💢と恨み節のような発言もあったのですが、よくよく聞いてみると、そんなことを相手に言ったら取引を切られるだけなので、まだ交渉すらしていない状態だということでした。
だったら、やるしかないでしょう!
見えないお化けに怯えている場合ではありません。きちんと誠意を持って交渉してみましょうと、その後は秘策をお教えしたのでした。
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いかがだったでしょうか。
見えない相手とは、ご自身の心なのかもしれません。
諦めるのはまだ早い!
最後は笑顔で多少上を向いて
お帰りになられたのが印象的でした(*^o^*)