顧客満足度で満足していませんか?
みなさん、おはようございます。
経営のパーソナル・トレーナー、フジガッキーです!
今日はけっしてシャレてるわけではありませんが、顧客満足度で満足してはいけない、といった内容で書いてみます。
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◆ 顧客満足度アンケートの目的は?
みなさんは新しく訪れるお店でサービスを受けたり、ネット通販でお買い物されたりした場合に、最後にアンケート調査にご協力ください!といわれ、回答したことってありますか?
特に受けたサービスが気に入り、またサービスを受けたいと思う場合、比較的アンケートに回答する方も多いのではないでしょうか。反対に、あまり良くなかったと感じられた方はスルーするケースが多い。(なかには正直にダメな点を指摘される方もいるでしょうが。。。それはそれでフィードバックが得られ重要です!)
お店側からすると、新規で利用していただいたお客さまを顧客にできるかどうか、とても重要な分かれ道なので、満足度アンケートは重視しているのだと思います。
◆ 顧客満足度が高いと購入するか?
では顧客満足度が高いお客さまが、つぎもまた利用し購入してくださるのでしょうか?
実は必ずしもそうはなりません。競合店が近くに新しくできて、もっと満足度が高かったら簡単に移ってしまうなど。
そう、満足度とは心理的な要素が強く、移ろいやすいもの。満足度にも幅があるということです。この点は次に説明します。
◆ ではどうすればいい?
ここで中小企業診断士受験ネタとなってしまいますが、顧客満足度とロイヤルティは違うという理解が大切です。
顧客満足度: 気持ち、感情
ロイヤルティ:態度、行動
「満足度はかなり高いのだけれど、ロイヤルティは必ずしも高くないお客さま」も存在するということは理解しておく必要があります。
そもそも満足度アンケートって、例えば5段階評価でこんな感じ
5:大変満足 4:満足 3:ふつう 2:不満 1:大変不満
とかになってたりしますが、どこを重視しますか?4,5あたりですか?全体の平均値でしょうか?
今後ロイヤルティの高い顧客であるファン層を増やし、購買へとつながる見込みのあるお客さまは、5:大変満足のみです!
つまり、5段階評価にはなっていますが、じつは、5:大変満足か、それ以外(4~1)の2段階評価とみるべきなのです。
この、5:大変満足をつけてくださったお客さまを大事にする、数を増やす取り組みを行なう。口コミで拡がることも想定して、要はファンが何人いるのかが、購買へとつなげ売上を増やすのに決定的に重要だ!ということになります。
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いかがだったでしょうか。以前の投稿、
私も月に一度必ず床屋さんにいきます。こちらがいちいちオーダーしなくても「いつもと同じ感じで」散髪してくれます。とても楽ちんです!
そこまでいくと、お店側からすると、私の満足度を上げる策はあまり必要なく、決定的な不満を与えることをしなければよい、ということになります。
もっとも、散髪だけではなく、シャンプーも買ったりしてますが😄
最後にもうひとつ。リマインド告知をします!6月27日(日)にオンラインイベントがあります。対象は、中小企業診断士または受験生です(その他の方ゴメンナサイ💦)よろしければ、お申し込みください。じつは私もしゃべります!!