小売は死んだか、いや死んでない!
みなさんこんにちは、フジガッキーです。
昨日の投稿、「週末思いっきり消費者になる」
で、妻とのショッピングの帰り道、小売について改めて
考えていました。
このワクワクした体験、どこかで読んだ気がする!
そう、ちょうど1級販売士資格取得した3年くらい前、
小売についてとても興味が湧いていた頃、ちょうど出版
された、『小売再生 リアル店舗はメディアになる』です。
第1章「小売はもう死んでいる」というすごいタイトルで
始まるこの本ですが、『小売という概念、店に足を運び、
商品を見て回り、代金を払うという一連の行動が200年前
から基本的に変わっていない』と、リアル店舗の凋落ぶり
と引き換えに、ネット通販の興隆、それに伴うメディア化
したリアル店舗の様々な事例が紹介されています。
でも、著者の主張はあくまで、「小売は死なない」です。
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どういうことか?
商品自体は「コモディティ化」しているが、一方で「経験経済」
(体験経済)への移行、モノやサービスだけでは満足する時代は
終わり、人々が体験ー個人の趣味・嗜好に沿ったかたちで心を
つかむような、忘れがたいイベントーを求める時代に突入した。
つまり、消費者が貴重な時間を割いてまでリアル店舗に足を
運び、じっくりと味わい、最終的に商品を買いたいと思える
ような体験を用意するのが最善策である。そして、体験を構成
する5つの要素として、
① 消費者を惹きつけること
② 独自性があること
③ 個々の消費者の趣味嗜好を反映できること
④ 驚きがあること
⑤ 繰り返し楽しめること
なかでも、③がとても重要であり、体験や商品を消費者個人の
趣味嗜好に合わせるほど、その店舗は消費者を惹きつけ、強く
印象に残ることになる、との主張をされていました。
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これを改めて読み直し、私もこの週末、貴重な体験ができたな
と、つくづく振り返っていました。
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