![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/86064519/rectangle_large_type_2_8998531242083adc5a01a2c67fc22d7a.jpeg?width=1200)
本当のお困りごとは何か?
みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチのフジガッキーです!
きょうのテーマは、「本当のお困りごとは何か?」です。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
昨日の投稿「いかに選んでもらうか」の続きです。
昨日の最後に、「◆あえて自分から売らない」の中で、
徹底してまずはお客さまのお困りごとを聞くこと
と書きました。きょうはその続きになります。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
◆お困りごとに飛びつく
これも1年以上前に書いた内容です。
このときは、題材として中小企業診断士二次試験対策として書きました。
内容は、刑事ドラマに見立てて、イケてない刑事(デカ)と主人公の刑事との違いを引き合いにして、
試験本文を上から読んで、まだ全部読み終わってもいない内から「これだ!これに違いない」と答えを決めつけると残念な結果になる。
なので、「ほかにはないか」と主人公の刑事さんのように、制限時間いっぱい他の可能性を探ることが重要、というお話しでした。
ちなみに、このときの自身のセルフイメージが「経営の水先案内人」
懐かしいというか、少し笑いが出てしまいましたw
◆
ということで、きょうの話しに戻します。
ある経営者の方から、「集客がうまくいかずに悩んでいます」がお困りごとだったとします。
あなたならどうアドバイスされますか?
「集客」か!
と、そこにフォーカスする。
普通はどなたでもそうするのだと思います。
でも、これってその経営者が抱える本当のお悩みごとなのか?
と、考えられるかどうかだと思うのです。
つまり飛びつかないこと!
◆すぐには答えない
それには、やはり「すぐに答えない」ことだと思うのです。
「集客」か!そこだけを切り取って、
集客には、◯◯という方法があります。それ以外にも△△という方法も最近では取り入れる方が多いです。
他には、・・・・
このようにすぐにアドバイスしようと始める人がいます。
でも、お聞きしている経営者の方としてみたら、(ああ、それ知ってるし、そこじゃないんだけどな、私の困ってることって。。。)
ということもあるのだと思います。
◆間違った相談に答えても間違った答えしか出てこない
「なぜ集客に困っているのですか?」
「いまはどういった方法で行っていますか?」
「集客を行ってどういうことにつなげていきたいですか?」
まずは経営者がもつ「集客」に対する考え方やそれを経営にどう活かそうと考えているのか、意味づけや位置づけをお聞きしたとしましょう。
すると、実は集客自体というよりかは、
「集客を任せようと思っているナンバー2との関係がうまくいってなくて、任せたいのだけれど任せられない」
ということが、本当の悩みだったことがわかったりするものです。
やはりそこを突き止めないで、いくら「集客」手法の話しを知ったかぶりぶりで経営者にアドバイスやコンサルしても、噛み合わないですよね。だって、結局は、部下に任せられないのですから。
◆お困りごとの本質を突き止めることが先
今回は「集客」を例に、経営者のお困りごとを取り上げてみました。
この例のように、表面的にお話しいただくお困りごとが、本当に困っていることではないのだと。
実は経営者自身も気づいていなかったり、言いにくいことは十分ありうる話しなのだと思います。
なので、すぐに飛びつきアドバイスしようと思わずに、まずは、
お困りごとの本質がなにかを突き止めることが先決
というのが、きょうの結論になります。
いかがでしたでしょうか。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
まずお困りごとのタイトルを決めてもらう
「△△(お悩みごと)を◯◯(解決策)するためには」
というやり方も効果があるみたいです!
いいなと思ったら応援しよう!
![フジガッキー/ウェルビーイング・ビジョナリーコーチ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129684379/profile_becfdc1d7cc51f6b5ab5c70f3292ba77.png?width=600&crop=1:1,smart)