話し手の心の動き/そして気づきへ
みなさん、おはようございます。
「笑顔で世の中に変化を!」
経営のパーソナル・トレーナー、フジガッキーです。
タイトルの写真は、昨日ウォーキング中に撮影した、
「麦秋」の風景です!季節はどんどん進んでいますね!
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今回は、昨日最後少しだけ書いた「傾聴」のつづきを書きます。
ぜひ、お読みください。
◆無理に話をさせようとしない
傾聴に際して、『沈黙はいいのか?それとも良くないのか?』
日常会話でも途中で会話が途切れてしまい、「次どうしよう。。。」
沈黙が怖い!どなたにもそんなご経験ってあるのではないかと思います。
でも、そもそも傾聴ってなんでしょうか。
傾聴とは、話し手が話したいときに話したいことを話せる、そんな場を提供すること。
そして昨日も書きましたが、傾聴において大切なことは、
「そのままの話し手を受け入れて大切に感じること」
つまり、「話したければ話しを聴かせてほしいけど、話したくなければ話さなくてもいい。どちらにしても私はあなたのことを同じだけ受け入れ、同じだけ大切に感じている」
こうした態度が求められるのではないかと思います。
なので傾聴にあたっては、話し手に無理に話をさせようとしてはいけないし、無理に話を繋ごうとするとかえって会話が破綻する可能性が高いと感じています。
◆話しをすること自体には意味がない?
また傾聴の対話においては、そもそも話しすること自体には意味がないともいわれています。
えっ、どういうこと?じゃ、どういう意味があるの?
話し手が話したいことを話し、それをわかってもらえたとき、そのやりとりを通じて話し手の心に動きが生じる。
そうなのです。私たちは話をし、人に聴いてもらうことを通じて自分の考えを吟味し、感情を感じ取ることができます。
それを続けることで、わからなかったことに気づいたり、感じ方や行動に変化が生まれたりするのです。
つまり、こうした話し手の心の動きに意味があるのであって、話しをすること自体にはあまり意味はないということになるのです。
参考文献:「傾聴の基本」(古宮 昇著)
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いかがだったでしょうか!
私はいま、あるコーチング研究会に入り、
実践型のコーチングを学んでいます。
いよいよ5月のGW明けから、コーチ役・クライアント役、
そして改善点などを指摘するオブザーバー役の3名での
実践型コーチングが始まりました。
先日行なった、あるセッションでの一コマ!
私がコーチ役で、クライアント役から割とネガティブな
ご相談を受けるといったシチュエーションで、ひとしきり
クライアントの方がお話しされた後、私から
「で、今後はどうしましょうか?」
クライアントの方はそうした考えは持ち合わせていなかったようで、
「気づきが得られました!」
と、思わずにんまりと、笑顔になられたのでした。
わたしもその場の雰囲気で申し上げた一言でしたが、
お役に立てたようで嬉しかったです😄
これからも壁打ち練習で深めていきたいと思います。
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