ソーシャルディスタンス
みなさん、おはようございます。フジガッキーです!
きょうも引き続き「ナラティブカンパニー」からです。
昨日は、ナラティブが重要になる理由として3つの社会的な変化の1つ、「共体験」価値の共有についてでした。
今日は2つ目として、「社会的距離」についてです。
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◆ソーシャルディスタンスというよりも、ソーシャルディスタンシング
社会的距離、いまは「ソーシャルディスタンス」のほうが一般的でしょうか。でも、この「ソーシャルディスタンス」という言葉は、単に物理的に人と離れましょうという意味だけではなく、心理的な距離感や場合によっては、隔離など差別的な意味も含んでいるのです。
なので、英語圏などでは現在進行形としての「ソーシャルディスタンシング」のほうが、日本の「三密」回避に近いといわれています。
◆「リアル価値」が見直されている
コロナ禍は収まるどころか、一向に収束のメドが立たない状況となってきています。
こうした状況では非対面、非接触型のビジネスモデルが好むと好まざるとにかかわらず、確立された感があります。
でもいまだからこそ、「リアルの価値」が再認識されているといいます。
この本の中でも、
「体感」は奪われたが、オンラインでもCX(顧客体験)価値として顧客へのエンゲージメントを高めることができる、と。
◆ 滝沢カレンさんのメッセージ
最後に、著者本田哲也氏もお気に入りだという、エピソードをご紹介引用します。
2020年4月11日、ある書店員が『カレンの台所』(滝沢カレン著)に挟まれていたスリップのメッセージに感激し、写真をツイッターにあげた。ちなみに、スリップとは、書店が売り上げや返本を管理するため書籍に挟まれている紙のこと。
スリップには、滝沢カレン独特の表現で、書店員のおかげで本が読者の手に渡っていることや、本を大事に扱ってくれていることに感謝する気持ちが綴られていた。つまり、著者から書店員への感謝とねぎらいのメッセージである。
この本が発売された4月7日は緊急事態宣言が発出された日だった。
そんなピリピリした状況下での、彼女からのメッセージである。前述の書店員のツイートは大いにバズり、「いい話」として多くのリツイートや「いいね」が集まった。
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素敵なエピソードですよね✨
このエピソードには、企業やブランドと、ステークホルダーとの関係を考えるうえでの学びがあるといいます。
それはまた次回、お楽しみに!
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