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みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチのフジガッキーです!

ここ数日の投稿で、「経営理念」について書きました。
木に喩えると、経営理念は太い幹。その太い幹を支えるのが、ミッション・ビジョン・カンパニースピリッツとしての根。

木つながりでいくと、ある本にこんなことが書いてありました。

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◆コーチングは土壌づくり


あなたの農園に、いろいろな種類のおいしそうなフルーツが実っていると考えてください。フルーツの木、一本一本が社員です。赤く熟した実をたわわにつけている木もあれば、たくさんの実はなりそうだけれどまだ青いものもあります。実の数が明らかに少ない木もあります。

今までの経営と人材育成は、すべてのフルーツの木に同じ光、同じ温度、同じ肥料を与えて、同じ効果を期待していた。つまり同じ時期に赤くたわわになるフルーツの実をどの木にも求めていたのです。社員は、上から与えられる答えにしたがって、同じ成果に向かって、同じように働いてきました。

売上アップ、コスト削減、顧客拡大などの組織が求めるいろんな成果がフルーツの実だとしたらその成果をつくるためにまず土壌づくりをしましょう、というのがコーチングなのです。

「新装版 目からウロコのコーチング」より

土壌づくりなので、即効性はないともいいます。

ですから、コーチングは果実という成果をつくるのに即効性のあるスキルではありません。むしろ、果実がなるのを根の部分から支える効果がある、と考えてほしいスキルです。

「新装版 目からウロコのコーチング」より

◆土壌づくりの効果


コーチングによって土壌づくりをすると、どんな効果が得られるのでしょう。上司によってサポートされた部下というフルールの木は、自分で考えるという力を身につけます。これまでの画一的な対処法では乗り切れない現実を前に、社員たちは「与えられた答え」ではなく、「自分の答え」によって強風や温度の急激な変化、日照りに対応できる能力を身につけていくのです。そして、自分に合った土壌で根を張った部下の意識は、依存から自立へと変わっていきます。

「新装版 目からウロコのコーチング」より

◆つながってきました!


太い幹としての「経営理念」、太い幹を地中でしっかり支える「ミッション・ビジョン・カンパニースピリッツ」、そしてその根が地中深く広く広がるようにするために大事な「土壌づくり」

自分のなかで、つながってきました!


6月もはや最終週。
今週も酷暑が続く予報です。
どうぞ、ご自愛ください。(^_^)v


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