ほめてほめてほめまくれ!
みなさん、こんにちは。フジガッキーです!
今週は「コーチングのプロが教える『ほめる』技術」から書いています。
昨日の最後、思わせぶりに
「(プロモータータイプの)私が経営者だったら、あなたは
どのように私に接してくださいますか?」
と投げかけさせていただきました。
考えていただけましたでしょうか?
では、今日はそのプロモータータイプへのアクノリッジメントからです!
その他、サポータータイプ、アナライザータイプの方へのアクノリッジメントについても触れてみたいと思います。どうぞお付き合いください。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
プロモータータイプのおさらい
まずはおさらいです。
プロモーターは、自分のオリジナルなアイデアを大切にし、人との活気あることをするのを好むタイプです。事を仕切るのが好き、自発的でエネルギッシュ、好奇心も強く、楽しさこそ人生と思っています。
人との関わりでは、感情表現が豊かで、話すときに身振り手振りが大きいのが特徴です。
結構当たっています!続けて、
典型的なプロモーターは、よく話します。話しの展開が非常に早く、一つのことを話していたかと思うと、次の話題に移っていたりします。
じっとしていることはあまりなく、しょっちゅういろいろな人に話しかけたり、歩き回っています。飲み会等の席では、仕切り屋になって話しの中心にいることが多いタイプです。
ほめてほめてほめまくれ!
ではいよいよ本題となります。
プロモータータイプは、とにかくほめられればほめられただけ木に登ってしまう!
経営者に多いコントローラータイプのように、過剰にほめられると、この人は何を考えているのだろうと裏読みすることはあまりない。ある意味、単純といえば単純です。
プロモーターにとってのエネルギー源は、なんといっても周りから自分に向けられた「関心」です。言葉は何でも良いわけです。スポットライトが当たればそれでOKなわけですから。極端にいえば「いい背中だねえ」と背中をほめられても「そう?」と笑顔になってしまうのがプロモーターです。
ということで、結論です!
プロモータータイプには、
① 毎日一つでもいいから、感嘆符をつけてほめること。
「すごい!」「天才!」「君しかいないよ!」
たとえチームに向けて発信しても自分のことをいわれたか
のように相好を崩します。そのくらいこうした表現に弱い!
② とにかくほめる
たとえほめるところがみつからなくても、とりあえず
背中をほめておく!(なんか受けます😄)
自分ごとなので少々熱くなりました。次へ進めます!
サポーターへのアクノリッジメント
サポーターは、周囲からの期待に応えようと、こつこつ努力するタイプですが、その努力を認めてほしい!と強いメッセージは出しません。
が、実は相手がその努力を評価してくれているかどうか、虎視眈々としていて、もし相手がその努力を軽く扱ったりすると、大変なことになります。
本能寺の変での、明智光秀がまさにこのタイプだといわれています。
また、いきなり辞表を提出してくるのも、圧倒的にサポーターが多いのだとか。ためてためて、これ以上ためきれなくなって、ある日ぷつっと切れてしまう。なので、サポータータイプの方への接し方とすると、
とにかくためさせないこと
人の期待に応えたい、協力したいと思っているサポーターに対しては、
「助かるよ」「ありがとう」「うれしいよ」「本当に役に立っているよ」といったメッセージを頻繁に残しておく、ということになります。
アナライザーへのアクノリッジメント
最後は、アナライザータイプです。
アナライザーにとって必要なのは、自分の「専門性に対する認知」です。
プロモーターに対してのように「ばくっ」とほめてもほとんど効果がありません。「何のためにそういうことをいうのですか?」という顔をされるのが関の山です。
なので、アナライザーへのアクノリッジとしては、まず
① 具体的にどの部分が良かったのか明示してほめる
また、アナライザータイプは、話をするときには慎重に言葉を選ぶとか、質問されると即答せず、多少時間がかかるのが特徴でした。なので2つめとしては、
② 相手のスピード感を尊重し、待ってあげる
相手のペースに配慮し、時に専門性に対してきちんと認知を与える、これにより「大事にされてるな」と思われるはずです。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
いかがでしたでしょうか。
最後は少々駆け足となってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。
実はこの本は19年前に初版された本ですが、内容は古びれてなく、ロングセラーとして読み継がれてきたことも頷けます。
4つのタイプ分け以外にも、すてきなアクノリッジメントの言葉が満載です!なので、次回(最後に)ご紹介したいと思います。ではまた。
Have a nice weekend!