LISTEN #2
みなさん、おはようございます。
経営のパーソナル・トレーナー、フジガッキーです!
きょうのテーマは、昨日に続き「LISTEN」の2回目。
『LISTEN』(ケイト・マーフィ著)からになります。
この本の第5章「『空気が読めない』とはそもそも何が起こっているのか」になるほどと思ったことが書かれていました。それが、
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「よい聞き手」とは、話し手と同じ感情になって聞ける人
昨日も「よい聞き手」という視点で書きました。なので、この見出しにもむむっと惹きつけられました。
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ミシシッピー大学のボディ教授が行なった研究では、聞き手がうなずいたり、オウム返ししたり、別の言葉に言い換えたりするよりも、意味づけや解釈を伝えたほうが話し手は理解してもらえたと感じるのだということです。
ボディ教授はいいます。
「聞くこと」は、単にポージングの問題ではなく、話し手の言葉を解釈し、話し手と同じ感情に立って聞くことが必要なのだと改めて感じました。
「相手がなぜそれをあなたに言ったのか」をくむこと=共感
この箇所にも目が留まりました。少し長いですが引用します。
「優れた聞き手なら、声色や非言語的なヒントに気づき、ひとつふたつ問いかけをして理解を深めたうえで、もっと繊細かつ具体的に反応できる」といいます。
共感力ですね!
間違っても「ああ、そうなの」とか、「箱あるけど使う?」などの反応は、まったく共感に欠けてイケてないことはおわかりになるかと思います。
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本日のまとめ
いかがでしたでしょうか。
「よい聞き手」になるには、相手と同じ感情になって聞くということ。「事実の奥には必ず感情がある」ということも書かれていました。
そして、共感力が大切。これがないとキャッチボールのボールを取り損ねてしまうということ。
そしてこの章の最後には、こんな言葉で締めくくられていました。
「私が考える優れた聞き手とは、他の人の経験や考えに喜んで耳を傾け、相手の視点を認められる人です」
とても勉強になりました。まだまだ続きます!