中国大陸の旅⑤(北京編)
すっかり間があいてしまったので前回はここで終わりました。
そして私たちは今回の旅の目的の一つ
ある人に会いに来ました。
その人は友だちが短期留学した中戏(中央戯劇学院)の本科生で
ということは俳優のたまごさんということになります。
(それも男性❣️)読んでくださっている特に女性の皆さま、
期待されてますか?はい、十分に期待に応えてくださいましたよ。
彼は街でスカウトされたこともあるほどのビジュアルで
背も高く、何よりそのお顔立ちが很帅!!(とってもカッコいい)なのです。
韓国もそうですが中国も俳優になるために
専門の大学でちゃんと教育を受けてきます。
ここ中戏や北京電影学院、上海戯劇学院など。
そのWくんですが
私はもう会った時から目が釘付けになってしまいました。
彼のアテンドで中国の大型デパートを案内されて
翡翠など天然石やビーズ製の綺麗なバッグなど色々見て周りました。
(⬆️これは現在の写真です⬇️)
そしてこの時彼が耳打ちしたのです。
「日本語話しちゃダメですからね?🤭
ふっかけられちゃうから」と。
あくまで中国人のフリをしろと言う意味です。
態度もなかなかジェントルでレディファーストだし
いつか大スターになる前にサイン貰っちゃおうかなぁ〜と思ってしまいました。
でも会話は中国語と殆どが英語で
私は友だちと彼の仲間には入れませんでした。
ただ笑って見つめるだけ…
この時とても寂しい想いをしたのも
またまた語学熱に火をつけました🔥🔥🔥。
夜ご飯も一緒に?と思っていましたが
この後約束があるとのことなので
また明日会う約束をして彼はタクシーを拾って帰ろうとしました。
その時私は初めて習ったばかり
のたどたどしい中国語で言いました
「非常高兴我和你见面」
と。
タクシーのドアを閉める前に
彼はこちらに歩み寄ってきてくれて握手をしてくれました。
「明天见❣️😉」と言って…
胸がキュンとしてしまいました。
娘ほど歳の離れた男の子なのにこの気持ちはなんだ??
不時着の人民班長曰く「落ち着け私の心臓」と胸をぽんぽん叩きましたww
残された私たちはタクシーでHotelに帰ります。
道中いきなり友だちが
「広葉(本名が入ります)いい子だったね、カッコいいしね」
と話しかけるので
「そ、そうだね。さすが中戏だよね」
と心中を悟られないようにさりげなくするので精一杯でした。
実は友だちも彼に会うのは今回が初めてで
当時の同級生からアテンドにと紹介されたのです。
もう卒業を待つばかり(ご存知の通り中国は6月修了なので)
4年生の彼は時間が沢山あったからでした。
その後、明日の計画を確認し合ってから
それぞれの部屋に戻り私は暫く放心状態でした。
「なんなんだろうこの気持ち……」
次回に続きます。