見出し画像

年末年始の過ごし方② ▷ 屋根裏

明けましておめでとうございます、【片破星に手を伸ばす、屋根裏部屋で。】オーナーの由眞です。
冬休みと年末に関しては、前半は家事やお出掛けに休みも取り入れつつ充実していましたが、後半は風邪でぶっ倒れていました。とんだ年末だったぜ。

僕はあまり風習に詳しくないので、たまたまGoogleのトップページに出ていた記事を見つけて驚いたんですが、正月三が日にやってはいけないこととその由来、というものがいくつかあるんですね。
普段そういったことを気にかけていないし、例えば大掃除は掃除さえすれば年末でなくてもいつでもいいよね?という考えの元、冬休み中に家事をやり切るというミッションを掲げている僕にとって、三が日をゆっくり過ごすって、もしかしたらやったことないかもしれません。ちなみに去年は1月2日に上野国立博物館の「毒」展へ行ってました。
なので今回は記録がてら、三が日のタブーと由来をまとめてみようと思います。


正月三が日のタブーの由来

・新年の福を授ける「年神様」を家にお迎えするために、お正月の行事が生まれた。
・年神様が家にいる松の内(1月1日〜7日、地域によっては15日まで)、特に1月3日までは、「火の神様」「水の神様」に休んでいただくために、ゆっくり過ごすという文化がある。


掃除

・せっかく来てくれた年神様を追い出してしまうという言い伝えあり。特に掃き掃除。
・水を使うので、「水の神様」が休めないため。

掃除をしないで済むために、12月31日にその年最後の「掃き納め」をする慣わしがある。

洗濯

・「水の神様」が休めないため。

火や刃物を使った料理

・新年早々から火を使うと、火が暴れたりしないように守ってくれる「荒神様」という荒ぶる激しい性格の火の神様が休めずに機嫌を損ねてしまうため。また煮炊きは「灰汁(悪)」が出るためNG。
・新年の縁まで切ってしまうため、刃物や包丁はNG。

料理をしないで済むように、おせち料理を三が日に食べるようになった。

四つ足の牛や豚の肉は食べない

・日本では長い間、牛や豚など四つ足の動物の肉を食べるのを忌避する文化があった。

そのため、おせち料理は魚中心。肉を使う場合は鶏を用いるようになった。

お金を使うこと

・年の初めに浪費をすると、お金が貯まらなくなる。

お賽銭やお年玉は例外。

喧嘩をすること

・新年早々に喧嘩をするとその年は争いごとが絶えなくなる。

1月を「睦月」と呼ぶのは、正月に家族や親戚でなごやかな宴を催し、むつみあうことに由来している。


以上を踏まえて

色々あるんですね〜〜「喧嘩」に関しては、実家ではおせちを広げながら、父母、祖父母辺りの口論が絶えなかったので、毎年年末年始の家族団欒はガチで憂鬱な時間でしかなかったんです。
黒豆とか数の子とかそれぞれの意味や由来を押さえていて、子供の僕らにも、そういうわけだからちゃんと食え!って言ってきたくせに一番大事なところ押さえてなかったんかーーい。なんてこった。

実家を出てから家族で年末年始を過ごすことはなくなったけど、一人でも意識して気を付けられることはあるので、風邪で倒れて遅れていた分の掃除をして取り返したい気持ちをぐっと堪えて、年始の仕事に向けてゆっくり過ごし、体力温存するのもいいかもしれません。
今の内にnoteの下書きを少しでも進めておけるといいな、もしくは途中になっている本の続きを読んでみようか。
ひとまず、洗濯はやり切ったので大丈夫。あとはうっかり掃除をしてしまわないことと、火や刃物を使った料理をしないこと四つ足の動物の肉は食べないは意識してやってみたいなと思うので、大晦日の内に加工出来そうな野菜は加工しておきました。三が日の食事情、どうなるか楽しみです。

皆さんは喧嘩などはせずに、穏やかな正月三が日をお過ごしくださいね。良い一年にしましょう。
それではまた、次の屋根裏部屋でのお喋りをお楽しみに。今年もよろしくお願いします!由眞でした。

いいなと思ったら応援しよう!